子どもに洋服の前後を教えるときのちょっとしたコツ
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
現在、保育士として地域の公民館や療育教室で親子遊び講座をしたり、地域の保健師さんと一緒に子育て講座にまわったりするような働き方をしながら、子育てに関する情報発信をしています。
今回は子どもの着替えの自立を促す際に、知っておくといいかもしれない!?お話です。
▼子どもに洋服の前後を教えるコツ
子どもが完全に自分で着替えることができるようになるまでには、着脱の動作ができても前後がよく分からないという時期を過ごすことがあります。
そんな時はお子さんの成長や理解度に合わせて、子ども自身が自分確認できるポイントを教えてあげるのがオススメです。
今回は、前面にプリントされた柄などで確認する以外の3つの方法をご紹介します。お子さんが分かりやすく理解できる方法をぜひ取り入れてみてくださいね!
洋服の前面の内側にマークをつける
洋服を着る時に、まず床に洋服を置きます。その時に洋服の前面が床につくようにします。
そこで洋服をめくると、洋服の内側が見えますので、その部分にお子さんが好きなマークや認識しやすい目印を書いておきます。
特に洋服の裾の部分は分厚くなっていますので、そこにペンやスタンプでマークをつければ前面にも透けにくいです。
服に直接消えないペンで書くのはちょっと…という場合は、布に貼れるシールやワッペンなどを使うのもオススメです。
子どもが洋服を自分で着る時に、このマークが下(床の面)にあることを確認してから頭を通すようにすると、前後が合うように着ることができます。
服の内側のタグが左側に来ているか確認する
洋服には品質表示のタグがついていますが、それはほとんどの場合左側にあります。そのタグが左側に来ているかを、着る前もしくは着た後に確認する方法もあります。
これは子ども自身が、左がどちらか分かっていることが必要にはなるのですが、右左で分かっていなくても「こっち側」で覚えることができれば、この方法で前後を正しく着ることも可能です。
首のところをめくって何もないことを確認する
これは洋服を着た後に確認する方法です。首の後ろ側についているタグを利用します。
首の後ろ側を確認するのは難しいので、首の前側をめくってそこに何もないことを確認します。
タグを切ってしまっている場合は使えない方法ですが、基本的にタグがある洋服を着ているという場合は、確認方法のひとつとして使うのもよいと思います。
▼子どもが覚えやすく確認しやすい方法を
いまご紹介した方法を、毎回全て行う必要はもちろんありません。お子さんの年齢などによって、分かりやすい方法がひとつでも見つかれば嬉しく思います。
一度では理解できないこともありますが、着替えのたびにくり返し伝えていけば、子どももいつかは自分で前後を合わせて着替えることができるようになります。
今回ご紹介した方法を少しずつでも試してみてくださいね!
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