金属バット、『THE SECOND』2年連続決勝の“カリスマ”が支持を集める理由 #専門家のまとめ
結成16年目以上の漫才師たちを対象としたお笑いの賞レース『THE SECOND〜漫才トーナメント〜2024』の決勝進出者が4月22日、発表されました。そして同大会で唯一、2年連続でファイナリストになったのが金属バットです。
小林圭輔、友保隼平からなる同コンビは、『M-1グランプリ』でも2018年から2022年まで準決勝進出を果たすなど実力派で知られています。一方、そのアウトローな雰囲気や言動からカリスマ的な人気を集めています。
そこで、そんな金属バットの“性格”が見え隠れする発言の一部をまとめてみました。
ココがポイント
▼コンビ名は「いっちゃんダサい名前」でチェーンギャングに決まりかけたが、「ジジイになったらキツい」と断念
・「今年のM-1はおでん屋でタバコ吸って観よか!」金属バットに聞いた、芸人人生のこれまでとこれから(MEN’S NON-NO)
▼『M-1グランプリ』敗退のたびに友保がどん兵衛を大量持ち帰り、ラストイヤーでは「飢えずに過ごせた」と振り返って感謝
▼2023年『THE SECOND』出場の理由は「囲碁将棋に脅された」、トップバッターを引いて「日本の政治が悪い」とクレームも
・金属バット「だるい」「あー、だるい」「囲碁将棋さんに脅されて出たんですよね」「被害者ですよ、僕らは」【THE SECOND決勝直前インタビュー】(FANY Magazine)
▼千原ジュニアに「東京で映える」と褒められても、「トム・ブラウンいてるんで。ハゲ、ロン毛はいらないんじゃないですか」
エキスパートの補足・見解
ほかにも『M-1グランプリ2021』敗者復活戦で、番組視聴者がジャッジする“国民投票”で惜しくも2位に終わったときの、友保さんの「国民だるいっすわ」という嘆きのコメントも忘れられません。
これらの発言でも分かりますが、金属バットはなにかに迎合しない我が道を行くスタイルと “大人のトガり”を感じさせながらも、どこか泥臭くて人情味が漏れ出ているところが、熱狂的な支持を集めている理由ではないでしょうか。
『THE SECOND 2023』では準優勝のマシンガンズに敗れてベスト8止まりでしたが、今回はどんな結果を残すのか、楽しみでなりません。同大会は5月18日に開催されます。