「当たり前」を手放すと暮らしがスッキリ!「実は無くても困らなかったお家アイテム」5選
整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。「モノを増やさずに、スッキリした暮らしをしたい!」と思っていても、気が付くとモノは増えてきますよね…。でも、「当たり前」と思っていた生活必需品でも「実は無くても困らなかった!」ということがありました。今回は、片づけのプロが思う「実は無くても困らなかったお家アイテム5選」をご紹介します。
①お風呂のフタ
無くても困らなかったモノは「お風呂のフタ」です。今まで何の疑いもなく、浴槽の淵に立てかけてあったのですが、家族に聞くと誰も使っていないことが発覚。それでも浴室に「あって当たり前」と思って置いていましたが、よく考えると、使っていないのに汚れが溜まる一方…。汚れを落とすのに一苦労だったので思い切って手放しました。
「当たり前」を手放すと、見た目もスッキリ!フタの掃除に時間をとられることがなくなり一石二鳥でした。
②排水口のフタ
家を建てた時に「当たり前」のように取り付けられていたキッチンのシンクや浴室の「排水口のフタ」。フタを取り外すと見た目はイマイチですが、ゴミや汚れがたまっているのがすぐにわかるので、こまめに掃除をするようになりました。
「フタがあることで知らない間に汚れが溜まって掃除が大変!」ということがなくなり、ぬめりやカビの面倒な掃除も不要に!家事がとてもラクになる「無くても困らないお家アイテム」です。
③バスマット
子どもが小さい頃は、お風呂上りにバスマットは「当たり前」…そう思って生活してきましたが、無くても困らなかったアイテムの1つです。
バスマットを使用していた時、衣類と別に洗濯するのが手間で珪藻土マットを使用したこともありました。しかし、珪藻土マットも手入れを怠ると、マットの裏に黒カビが発生してしまい、結局珪藻土マットも手放すことに…。
「バスマットなくて大丈夫ですか?」とよくお客さまに質問されるのですが、しっかりと浴室内で足の裏を拭いてあがってくるように家族に伝えると意外と洗面所が水浸しになることはありません。ちょっと勇気が要るかもしれませんが、無くても困らないですよ。
④来客用布団
皆さんのご自宅に、年に一回来るか来ないかわからない来客用布団がクローゼットに眠っていることありませんか?そういう筆者宅も、来客用布団を2組持っていたのですが、1組を手放すことでクローゼットがスッキリ!収納スペースが広くなりました。
来客用布団が必要になった時はレンタル布団という便利なシステムもあります。来客用布団でスペースを埋めるのか、手放して空いたスペースを活用するのか…ぜひ考えてみて下さいね。
⑤洗い替えのシーツやカバー類
片づけのプロになるまでは、敷パッドや掛布団カバー、枕カバーなどの洗い替えはあって「当たり前」…そう思って必ず洗い替えを1組ストックしていましたが、よく考えると「朝洗うと夜までに乾く」というものがほとんどです。
子どもが小さい頃は、急な対応を迫られる時もあるので敷パッドなどの洗い替えも必要でしたが、子どもの成長と同時にストックを持つ必要がないことに気づき、敷パッドや掛布団カバー、枕カバーを手放しました。
子どもの成長と共に暮らしを見直すと、不要なモノも出てきます。家族の暮らし方が変わったけれど、モノの持ち方は変わっていない…という方は本当に今必要なモノか見直してみて下さいね。意外と無くても困らないですよ。
あたり前を手放してスッキリした暮らしへ
以上、片づけのプロが思う「実は無くても困らなかったお家アイテム」5選をご紹介しました。家族構成や暮らし方によってモノの持ち方が変わるので、今回ご紹介させていただいたお家アイテムはあくまでも一つの例になりますが、意外と無くても困らないモノはどこのお宅にもあります。
特に、梅雨の時期は、カビも発生しやすく掃除も大変になります。「スッキリした暮らしをしたい!」と考えている皆さんの暮らしの参考になれば嬉しいです。
田中ゆみこ 整理収納アドバイザー/時短家事コーディネーター
北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする【整理収納×時短家事】をご提案しています。インスタグラム(@tanaka__yumiko)では、暮らしのイライラの整え方について不定期に更新中。著書『子どもが片づけ上手になる魔法の言葉』
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