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村上宗隆とアーロン・ジャッジはどちらも55本塁打。60本到達は「同じ日」!?

宇根夏樹ベースボール・ライター
Sep 7, 2022(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 9月13日、村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)は、4回裏と9回裏にホームランを打ち、シーズン本塁打を55本とした。

 メジャーリーグでは、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)も、同じく55本塁打を記録している。こちらの55本目は、9月7日(日本時間9月8日)のダブルヘッダー1試合目だ。その後の5試合は、18打数8安打(打率.444)ながら、ホームランは出ていない。

 もちろん、2人がプレーしているリーグは異なり、試合数をはじめ、さまざまなことが違う。ただ、村上とジャッジは、同じ日に60本目のホームランを打つ可能性もある。

 彼らは、これまでに12度、同じ日付にホームランを打っている。直近は9月4日。村上が51本目、ジャッジは53本目を記録した。日付は同じだが、日本時間では、9月4日と5日となる。

 日本時間の同じ日にどちらもホームランも、回数はほとんど変わらない。こちらは13度だ。直近は、日本時間の9月6日。ジャッジが54本目、村上は52本目を記録した。なお、同じ日付の場合は、村上、ジャッジの順。日本時間の同じ日は、ジャッジ、村上の順だ。

 村上は42試合、ジャッジは46試合でホームランを打っている。村上の42試合中、ジャッジと同じ日付は28.6%、日本時間の同じ日は31.0%だ。

 東京ヤクルトとヤンキースは、それぞれ、15試合と21試合を残している。両チームとも同じ日付は12試合、日本時間の同じ日も12試合だ。これを書いている時点で、ヤンキースは、9月13日(日本時間9月14日)の試合中。ジャッジのホームランは出ておらず、2打席に立ち、三塁ゴロとシングル・ヒットを記録している。

 今シーズンの村上とジャッジのように、同じ年に日米で50本塁打以上の選手たちについては、こちらで書いた。

「村上宗隆とアーロン・ジャッジは、同年に日米で「50本塁打以上」の何組目になる!?」

【追記:9/14】9月13日(日本時間9月14日)の3打席目に、ジャッジは56本目のホームランを打った。

【追記:9/14】同じ試合で、ジャッジは57本目も記録した。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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