Yahoo!ニュース

【富田林市】粟ヶ池沿いにある高架化工事が完了した近鉄線。平面線路跡がどうなっているのか見てきました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

今年6月10日に近鉄喜志駅と富田林駅の間にある粟ヶ池バイパスの高架化工事が完了しましたね。踏切が無くなり、バイパスの道路を走る車も踏切に遮られることなくスムーズに通れるようになりました。

高架化切替工事直前の様子
高架化切替工事直前の様子

高架の切替工事が終わると、当然それまで使用していた平面の線路の部分が不要になります。

高架化切替工事が行われた直後
高架化切替工事が行われた直後

では、不要となった線路のあった部分はどうなるのか?これについて現時点で情報がないのでわかりませんが、あれから3ヶ月あまり、線路が取り外されてどうなっているのか様子を見てきました。

場所は粟ヶ池沿いにあります。

喜志駅側をみると線路の下に敷いていた砂利(バラス)がまとめられているのがわかります。

反対側(富田林駅側)を見るとバラスが完全に撤去されていました。

バラスが取り外された線路の跡地を見ると意外に幅が広いのがわかります。

細長い跡地の活用が気になりますが、駐車場など道路以外の目的でつかわれる可能性もありそうに見えました。

個人的な希望としては現在赤い部分しか周回道路の無い粟ヶ池が青い部分にも遊歩道ができて一周できるようになってほしいですね。

以前粟ヶ池を歩いた時、現状ではここで行き止まりになっていて引き返さないといけなかったので、このまままっすぐ歩けて粟ヶ池が一周できるような遊歩道があれば、池の散歩も楽しいのかなという気がします。

とはいえ、上を見上げるとまだ架線が残ったままです。これをすべて取り外してから跡地をどう利用するのかがわかると思いますので、今しばらく状況を注目していきたいと思います。

粟ヶ池西側の線路跡地
住所:大阪府富田林市粟ヶ池町
アクセス:近鉄喜志駅から徒歩9分

※記事へのご感想等ございましたら、「奥河内から情報発信」ページのプロフィール欄にSNSへのリンクがありますので、そちらからお願いします。

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

奥河内から情報発信の最近の記事