かかりつけ医が変えられない!血液検査もままならない状況下でも耐えるしかない理由とは?
オランダはかかりつけ医(ハウスアーツ)登録制です。体に不調が起こると、最初に行くところがかかりつけ医です。その為、自分の担当医が判断して専門医へ行けるか行けないかは決まるので、専門医へは自分の意思では簡単に行けません。
今年の初めに入院をしたひかさんは、その後のケアで血液検査等はかかりつけ医で行われてるようですが問題があるのです。
かかりつけ医の採血、採尿受付時間が平日の午前中のみなので、仕事を調整して行くひかさん。
今までも病院側のミスで「予約日間違え」「採血したものを紛失」等でその度に、再度足を運んだことは多くあったものの、4回連続でのミスは今まで辛抱強く耐えていたひかさんもかかりつけ医の変更を強く決めたようです。
「日本だったらとっくに病院を変えてる」というひかさん。
でも今回の事はさすがに怒り心頭の為、かかりつけ医を変更しようと決めたものの「圧倒的なかかりつけ医、人手不足」で変更先がありません。なによりひかさんが住む都市では、新規登録もできずに病院へ行けない人たちが3000人近くもいる状況です。
かかりつけ医に登録ができない状況は、総合病院へ直接行く事はできますが、診療費は完全自己負担となります。健康保険に加入していても病院が利用できない状況は経済負担が大きすぎますよね。
いつでも好きな時にさまざまな専門医へ行ける、日本の医療システムが恋しいひかさんでした。