オランダ在住のひかさん夫婦。地元の電器屋さんで購入した掃除機が故障してしまったそうです。

1年未満で故障した掃除機を手に、購入店へと足を運んだ二人。心の中では「きっと修理に出されるだろう」と覚悟を決めていました。「この先1～2週間、掃除機なし生活か…ほうきとチリトリで頑張るしかないな」と半ば諦めモード。しかし、お店で待っていたのは予想外の選択肢！

「返金するか、新品を持ち帰るか、どちらがよろしいですか？」

え、修理じゃなくていきなり新品!? しかも、旧型は完売していたため、最新モデルに変わってしまっているとのこと。「新型って高いのでは…？」と思いきや、差額たったの5ユーロ！（約８００円）二人は「これは選ぶしかないでしょ！」と迷わず新品を持ち帰る道を選択しました。

しかし、驚きはそれだけではありません。
電源を入れて故障確認すらしないどころか、壊れた掃除機についての説明もナシ。返品処理にはサインも個人情報も求められず、ただ旧レシートを渡して新レシートを受け取るだけ。あっという間に新品掃除機を手にして、二人は「え、これで本当に終わり？」と戸惑うほどスムーズな対応。

「これ、悪用する人いないのかな…？」とちょっぴり心配になりつつも、ニコニコ顔でお店を後にする二人。そもそも、もともとは長年使っていた掃除機が壊れたので、つなぎとして安価な掃除機を購入しただけ。それが1年後、最新型にアップグレードされるとは思いもしなかったのです。

どうやら、オランダではこのお店、特定のメーカーで100ユーロ以下の商品に関してはこのような神対応をしているらしく、有名メーカーのものになると修理対応になるのだとか。

「こんなにお得でいいの!?」と感激した二人、軽やかな足取りで帰路に着くのでした。そして新型掃除機で家中ピカピカにする姿が目に浮かびます。