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仕事のパフォーマンスを上げたいビジネスパーソン必見!朝食は「納豆たまごかけご飯」で集中力があがる理由

水野雅浩/健康マネジメント健康マネジメント専門家

こんにちは、健康マネジメントスクール水野雅浩です。予防医学を専門とし、企業・行政・大学などで「仕事のパフォーマンスを上げる健康習慣」をテーマに講師・作家をしています。

今回は、仕事のパフォーマンスを上げたいビジネスパーソン向けに、「朝食」をテーマにした内容です。

実は、私も数年前までは、朝食を食べたり、食べなかったり、で特に意識していませんでした。しかし、朝食の中身(栄養素の組み合わせ)が「年収」にまで影響を及ぼす時間栄養学の研究を知り、意識して習慣にしていきました。

すると、明らかに、午前中から頭の冴えが違う。集中力が途切れない。仕事のパフォーマンスが上がる。結果として、収入も上り、朝食は超食なのでは?と思うほどその効果を実感しています。今回は、朝食に何を食べれば仕事のパフォーマンスが上がるのかをご紹介します。

突然ですが、あなたに質問です。

そもそも、「朝食」を食べているでしょうか?

先日、企業でビジネスパーソンに質問をすると、朝食の習慣がある人は、6割ぐらい。

そもそも、4割は朝食を食べる習慣がありませんでした。

では、朝食を食べる習慣を持つ6割の方に、「何を食べていますか?」と聞くと、

1位は、コンビニで、おにぎりや、菓子パンなどを買って、オフィスで食べているというもの。

2位は、コーヒーとトースト(ジャムやバターなど)。

3位は、コーンフレークやグラノーラなど。

そして、最近、増えてきたのが、「プロテイン」。

プロテインブームということもあり、朝からプロテインをシェイカーに入れてゴクゴク飲み、それを朝ごはんにしているということ。手軽で腹持ちがいいので、選択肢の一つですね。

朝食を食べる習慣がある人と、ない人とでは、年収に約250万円の差がつくと言われていますから、朝食を食べる習慣があることは、すでに、素晴らしいこと。

しかし、朝食を食べる習慣があるビジネスパーソンの中でも、さらに、年収が1000万円を超える人と、600万円の人を比較した研究があります。その時間栄養学の研究では、朝食に「何を食べるのか」が仕事のパフォーマンスを上げ、結果として年収にまで影響を及ぼすことが分かってきたのです。

では、いよいよ本題です。

仕事のパフォーマンスが高いビジネスパーソンは、朝食に「何」を食べているのか?

別の言い方をすれば、「どんな栄養素」を、朝食に摂り入れているのか?

それは、「炭水化物」と「たんぱく質」の2つの栄養素です。

「炭水化物」は、ご飯、パン、うどん、などの脳のエネルギーとなる食材です。「たんぱく質」は、肉、魚、卵、乳製品、大豆など、体を構成し、ホルモンとなる成分で生命維持に最も必要な食材です。たんぱく質は、朝に摂ることで、身体活動にスイッチを入れてくれるのです。

では、朝食は、具体的には何を食べればよいのでしょうか?

私がビジネスパーソンや、受験生にオススメしている、時短だけど、パフォーマンスを上げる朝食を理由とともにご紹介しましょう。

それは、「納豆たまごかけご飯」。

拍子抜けしてしまったかも知れませんが、実は、日本の伝統食の納豆たまごかけご飯は、仕事のパフォーマンスを上げるトップクラスの健康食なのです。

まず、納豆は、「畑のお肉」とも表現される大豆が原料。たんぱく質リッチです。さらに、大豆には、イソフラボンという抗酸化成分があり、脳をストレスから守ってくれます。次に、たまごは、「生命のカプセル」と表現されるほど、栄養リッチ。栄養素の戦闘力を表すアミノスコア100。もちろん、たんぱく質リッチ。さらに、たまごには、脳神経を形成するうえで欠かせないコリンという栄養素が含まれています。

さらに、ご飯は、言わずもがな、脳と体のエネルギーとなる炭水化物です。

では、なぜ朝食に炭水化物とたんぱく質を摂ることが、仕事のパフォーマンスに影響を与えるのでしょうか。

想像してみると分かるのですが、翌日に晩ごはんを食べてから、朝を迎えるまで、私たちは、栄養素を摂り入れていません。朝は、体を動かすためのエネルギー源が空っぽの状態なのです。ガス欠のままビジネスのフィールドに出ていっても、好成績を収めることができるわけがありません。

文部科学省の調査を見てみると、朝食の習慣がある子どもは、学力が高いだけではなく、体育の時間においても成績が高いことが分かっています。逆に、朝食を習慣がない子どもは、エネルギー不足のまま学校に行くので、朝はボーッとしている。午前中の勉強は頭に入らない。給食の時間になると、腹ペコなので、流し込むように食べる。すると満腹になって、午後の授業は頭に入らない。この悪循環は、大人になっても続いていくことでしょう。

では、この悪循環を断ち切るにはどうすればよいのか。

それが、炭水化物とたんぱく質を含む、パフォーマンスを上げる朝食です。

納豆たまごかけご飯を前述しましたが、納豆が苦手な人もいるでしょう。

その時は、「たまごかけご飯」だけでもOKです。応用編としては、しらすやちりめんじゃこをスプーン一匙のせましょう。これだけで、たんぱく質リッチな朝ごはんになります。

また、なかには、朝はパンが定番、とい方もいるでしょう。その時は、目玉焼きやスクランブルエッグを乗せるとたんぱく質リッチな朝ごはん早変わりです。

朝は忙しくて料理をしている暇もない!という方は、トーストに牛乳や豆乳などをコップ一杯飲むだけでも十分です。

コンビニの朝ごはんが定番、という方も、おにぎりに加えて、ゆで卵を追加するだけで、炭水化物プラスたんぱく質の朝ごはんに早変わりです。

仕事のパフォーマンスを上げる炭水化物+たんぱく質・朝食を始めると、頭と体にエネルギーが満たされるため、朝から頭が冴え、集中力の持続を実感するはずです。

さっそく、月曜日の朝から始めましょう。

きっと、朝のエンジンのかかり方が格段に変わりますよ。

新しい自分に出会えること、楽しみにしていてください。

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健康マネジメントスクール 水野 雅浩(みずの まさひろ) 

1975年生まれ 福岡県在住 予防医学の専門家。健康経営アドバイザー。講師・作家。『グローバルで勝つ!太らない疲れない7つの習慣』はAmazon総合ランキング1位。香港の勤務時代に、食事・睡眠・運動・ストレスケア・サプリメントに気を使い仕事のパフォーマンスを上げるビジネスパーソンを目の当たりにして、日本のメタボサラリーマンとの差に愕然とする。その後、某大手外資系企業のサプリメント商品開発責任者として10年歴任。しかし、サプリメント以前に、日本では健康習慣の基礎の啓蒙が必要と痛感。健康マネジメントの専門家として、企業・大学・行政で講師として啓蒙に力を入れている。

[保有資格]

・日本成人予防協会一級健康管理指導員(認定番号H35366)

・健康経営アドバイザー 認定番号3000092)東京商工会議所

・健康マスター検定エキスパート

・健康美容情報認定協議会 健康美容アドバイザー認定講師

・日本ダイエット協会 ダイエットプロフェッショナルアドバイザー

・JADP認定 生活習慣病予防アドバイザー/サプリメントアドバイザー(認定番号H35366)

・米国NLPコーチング研究所 NLPプロフェッショナルコーチ

健康マネジメント専門家

健康マネジメントスクール代表。作家・講師。予防医学の専門家。健康経営アドバイザ-。『グローバルで勝つ!30代の太らない疲れない7つの習慣』はアマゾン総合1位。企業・行政・大学で「仕事のパフォーマンスを上げる健康マネジメント」、学習塾で「子供の成績を上げる食事・睡眠習慣」をテーマに講師。著書に『親子で作る健康習慣「本番力」で受験に勝つ』がある。中央大学法学部卒業後、介護サービスに携わり10年間、人の老化と向き合う。その後の香港勤務では海外のビジネスパーソンらが実践する健康投資を目の当たりにする。日本に帰国後、12年、外資系ヘルスケア企業で商品開発の責任者を担う。1975年生まれ。福岡在住。

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