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【奈良】秘境にバイカーにも人気の行列グルメ!吉野の山奥でご高齢のご主人が作るほっこり塩ラーメン

TAR-KUNラーメンヲタク

皆さんは、奈良県の吉野で行列を作るラーメン店をご存知でしょうか?

お店の名前は【ラーメン 河】

全国のバイク乗りやラーメンフリークが挙って足を運ぶ、秘境にある行列ラーメン店なんです。

元寿司職人のご主人。独学でラーメンを作って開業されたそうで、私が訪れた際は83歳だと仰っていました。

最寄駅は吉野駅ですが、5キロほど離れているので車などで行くのがオススメです。

テレビなどのメディアでも度々取り上げられ、朝10時からの営業ですが早くからお客さんがやってきます

私は8時30分ごろに訪れましたが、店に置かれた記入用紙を見ると既に1組の待ちがあります。

川を望めるのどかな立地に、心が落ち着きます。

食べる席はテントに椅子が9席並べられているだけ。昔は店内で食べていましたが、いつの間にかこのスタイルになっていました。

◆塩ラーメン

じんわりと優しい塩味ベースは鶏や野菜なのかやわらかくてカドがなく、この立地、寒空の下で食べるこの味が素朴で実に旨い!

柚子の皮の香りもアクセントでたまりません。

少し柔らかいクラシックに感じられるソフトな弾力の麺もまた良いですね。

トッピングには厚切りの煮豚や味玉、メンマがたっぷり。白菜が大きくカットされて入っていて、甘味もあって美味しいです。

◆まぐろ丼

河の名物はこのセット

ご主人自ら市場に仕入れに出向かれたマグロを漬けにして酢飯に乗せています

脂のりも良く、塩ラーメンとの相性もバッチリ!

ここ最近、他県のフリークの方を案内する機会が多くて訪れていますが、まだまだ元気なご主人ですが年齢も年齢なので、今食べることをオススメします。

1日50食ほどの提供で、開店時刻に売り切れる場合もあり、長期休暇されることもあるのでご注意ください。

ほっこりとのどかな雰囲気で楽しめる塩ラーメンを、是非お楽しみください。

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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