【品川区戸越公園】家族でのびのびと過ごせる!文庫の森
秋になるにつれて、夜は寒くなってきたなと思いつつも、日中はむしろ少し暑いくらいの日もありますね。
丸一日遊びに行くのも疲れるし…というときには、近場でのんびりするのもいいですね。
休日の文庫の森公園には、たくさんの人でにぎわっていました。
文庫の森公園
入るとすぐにペットをつれたご近所さんたちがお散歩をしています。
みなさん同じ時間にくることが多いのか、顔なじみで挨拶されている様子もありました。
文庫の森は、東急大井町線戸越公園駅から徒歩5分のところにあります。
また、都営浅草線の戸越駅から、戸越銀座商店街を通り、そこからもう1本商店街を曲がって進んでいっても到着できるので、お散歩ルートとして訪れる方もいらっしゃいます。
園内では品川区のフリーWi-Fiがつながります。
なんと近代的でしょう。
文庫の森の名前の由来
文庫の森は、国文学研究資料館だったところを整備してできた公園です。
もともとは財閥三井家の敷地で、三井文庫としてこの地に発足したそうです。
地図に描かれているように、廊下でつなぐようにして事務棟と書庫2棟が建っていました。
戦後に売却され、国文学研究資料館となり、多くの学者や研究者が訪れました。
現在は、写真に写っている第二書庫のみが、現存する日本最古の壁式鉄筋コンクリート建造物として、公園内に残っています。
自然あふれる園内
陽だまりの広場は、広い芝生になっていて、小さい子どもが駆けまわっていたり、親たちがピクニックしたりしています。
品川区だと特に羽田空港に近く、15時すぎての東京上空ルートでは、比較的大きくて近い飛行機をみることができます。
大きいエンジン音とともに、皆さんが一斉に空を見上げる姿は、なんとも微笑ましい光景です。
水辺の広場は一段低いところにあり、同じ公園ですが陽だまりの広場と雰囲気が全然違います。
時期限定で、浅い川のように水が出てくるようになっていて、子どもが水遊びできるようになっています。
この子どもたちは、この周辺にいる昆虫を探しているところ。なにか見つかったのかな?
真ん中の池には…アオサギ?!
堂々と立っています。
渡り鳥で、秋冬になると暖かいところを求めて飛び立ってしまうのだとか。この姿が見られるのもあとちょっとかもしれません。そうしたら、また来年きてくれるといいですね。
他にも池には、鯉や亀など、いろんな生き物が泳いでいます。
眺めているだけでも楽しそうです。
人は多いですが、散歩ルートとして通りすぎる方も多く、ゆったりできるところだなという印象がありました。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
文庫の森
東京都品川区豊町1-16-23
東急大井町線「戸越公園駅」徒歩5分