少し前にテレビ番組で、五反田のラーメン特集として取り上げられるほど、いろんな店舗がひしめき合う街です。

そして五反田には、ミシュランやさまざまなアワードを獲得している店舗が、他のエリアよりも多く存在します。

この五反田エリアに、今年の4月、堂々と新店舗としてこちらのお店がオープンしました！

博多『一鯛一』

駅から歩いて5分くらい、半地下の店舗です。

丸い看板が目印。

店主は、ミシュランや厚生労働大臣表彰を獲得しており、その知識や技術を使って完成させたスープを使っているとのこと。

鯛は高級な魚なのに捌かれた頭や骨が捨てられてしまうので、どうにかして活用できないか、と考えられた、開発の思いがあります。

一番の売りは、魚骨拉麺です。

同じくこのスープを使った、薬膳火鍋も人気なようです。

一度は食べてみたい。

支払いは近代的

入口入ってすぐに、タッチ式の券売機があります。

写真付きでわかりやすい。

細かいカスタマイズも注文時にできるのがありがたいです。

支払いは現金以外でも豊富なキャッシュレスがあるのが、近代的で便利だなって思います。

レシートと食券を受け取ります。

店内の様子

店内はカウンターと、テーブル席があり、家族連れでも入りやすそうです。

食券を買っている間に、お席を用意してくださっていました。

こういう、先回りの気遣いがとても嬉しいです。

また来たくなるようなおもてなしです。

ドリンクやおつまみも豊富にあります。

ちょい飲みからのラーメンも良いかもしれないですね。

到着！

10分ほど待って到着！

すごく魚出汁のいい匂いがします。

スープは白濁しており、鯛のうま味を感じられます。

しかしながら、魚臭さは全く感じません。

和食のように丁寧に下処理されているそうで、その丹念さが感じられました。

上にのっているのは、桜エビの天かすで、風味が口いっぱいにひろがります。

麺はシンプルな小麦の味のストレート麺。

麺そのものの味が主張しないので、優しい魚のスープと程よく絡みます。

スルスルとすすれちゃいます。

麺がなくなると、この美味しいスープが残るのがもったいない。

そのときに、鯛出汁ご飯がいい役目を果たします。

大きさは小さいアイスクリーム程度で、数口程度。

これなら女性でも食べられます。

残ったスープをかけて、鯛出汁茶漬けに。

スープの底には美味しいところがかなり沈んでいるので、それをすくいあげて食べられるのがいいところです。

このお茶漬けもラーメンとはまた違い、スープの風味がより引き立つ食べ方でした。

そんなこんなで、あっという間にスープまで完飲。

ごちそうさまでした。

最初は少し値段が高いのがネックでしたが、実際食べてみたら満足でしたし、スープへの思いや丁寧さを加味すると、コストパフォーマンスが良いなと感じました。

また来たいと思います。