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【日光市】花林糖まんじゅうが絶品の和菓子屋さん この夏は新食感の溶けても崩れない氷菓で涼みたい

カン地域情報発信ライター(鹿沼市・日光市)

明治36年創業の老舗和菓子屋「二宮堂」。

黒糖の風味が豊かで、こだわりのサクサク食感が自慢の花林糖まんじゅうが有名です。ここで、夏季シーズンに出会える「涼」を感じる和菓子が店頭に並んだので早速いただいてきました。

2021年11月、道路拡張工事の為、ご近所から移転・リニューアルオープンしました。下今市駅から徒歩数分の距離にあるので、神社参拝やお寺巡りなど観光の前や後で立ち寄るのに便利です。

店名の「二宮堂」は拠点をこちら、日光市今市に構えた二代目が、当時交流のあった二宮神社の宮司からお名前をいただいたそうです。

温かみのある落ち着いた店内。ショーケースの中には練り切りやあんみつといった人気商品に加え、レモンゼリーや完熟梅ゼリー、水まんじゅうなどの「涼」を感じる和菓子がお目見え。

先ずはお店の看板スイーツ「花林糖まんじゅう/¥120」(税込)からご紹介。

3日間かけてこだわりのサクサクした皮を作り上げます。沖縄県の波照間島より取り寄せている黒糖の香りが引き立つように、当日揚げたものだけを販売しているそうです。きなこ餡とこし餡の2種類。

10個以上購入される方はご予約がおススメ。

店頭で品切れの場合のみ、来店30分前の電話注文にて揚げたて準備可能。

カリッとした香ばしい皮の中にはたっぷりの餡。揚げたその日のうちに食べたい。購入翌日に食べる場合は、オープントースターで2~3分焼くとカリカリ感が戻ります。
カリッとした香ばしい皮の中にはたっぷりの餡。揚げたその日のうちに食べたい。購入翌日に食べる場合は、オープントースターで2~3分焼くとカリカリ感が戻ります。

続いてロングセラー商品。色鮮やかで季節を感じる練り切りは、1ヶ月から2ヶ月弱でデザインが変わります。のっぺりとした印象がないのでよく見ると、バラの花びらには濃淡があり、瑞々しくリアルです。

時計回りに、

・天の川 ・登りあゆ(羊羹と寒天からできています) ・バラ 

・日光キスゲ ・ほおずき

(※7/4時点のデザインになります。中心の「かの子」のみ年中販売)

各220円(税込)

和菓子屋さんが作る洋菓子。ちょっと一息入れたい3時のおやつに丁度良いサイズ。クルミとピーナッツを隠し味の味噌とキャラメルで絡めてクッキーでサンドした「くるピー/¥150」(税込)。ザクザクとしたナッツの歯ごたえと、ほろ苦くも甘いキャラメルのコンビがクセになる美味しさです。

抹茶好きにはたまらない「抹茶わらび餅/¥250」(税込)。しっかりと抹茶を感じ、プルンとした柔らかさと、まろやかな口当たりが魅力的です。

夏本番は、半解凍の状態でいただくのがおススメ。9月後半までの販売です。

こちらも9月後半までの夏季限定商品「麩まんじゅう/¥160」(税込)。少し塩気のある皮には青のりが練り込まれており、中にぎっしりと詰まったあんこと一緒に食べると、絶妙なバランスです。プルプルとした弾力が不思議な食感を生み出し、また食べたくなる一品。

この夏イチ押しの氷菓は、あずき、あんず、杏仁、苺みるくの4種類。ゼリー状にしたものを固めているので、溶けても崩れません。観光のお供に、電車の待ち時間に、乾いた喉をヒンヤリ潤すのに最適ですね。私は女性に人気の杏仁をいただきました。すっきりとした甘さで、もっちり感のある食べ応え。次回は今年初登場の果肉がたっぷり入った苺みるくを試してみようと思います。 各210円(税込)。

「葛きりそうめん/¥200」(税込)。氷で甘さを調節して、氷のカランとした音で「涼」を感じたい。
「葛きりそうめん/¥200」(税込)。氷で甘さを調節して、氷のカランとした音で「涼」を感じたい。

今日も観光に来られたお客様との一期一会の出会いを大切に、道案内などの質問に丁寧に応じる女将。明るい声が店内に響き渡ります。

「お客様が食べた時に笑顔になるような和菓子を妥協せず作っていきたい」と、 4代目オーナー。

お出かけの際に、是非足を運んでみてください。

二宮堂
所在地:日光市今市797
定休日:火曜日
営業時間:8:00~18:00
TEL:0288-21-0317
駐車場:2台
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地域情報発信ライター(鹿沼市・日光市)

笑う門には福来る。思いきり笑うことと、食べることが大好きな2児の母です。魅力いっぱいの鹿沼市と日光市の素敵な情報を鮮度高めに伝えていきたいです。尊敬の念を抱き、愛情をこめて発信していきます。よろしくお願いします。

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