【鹿沼市】秘密にしておきたい隠れ家 体が喜ぶ、フレンチベジタリアン
知る人ぞ知る名店「アンリロ」。体に優しく沁み込み、元気になるお料理を最初に味わった時の感激は今でも覚えています。
「野菜が美味しい!!」
タイトル通り「秘密にしておきたいレストラン」をご紹介します。
不思議な異世界へいざなってくれる根古屋路地。タイムスリップしたような、どこか懐かしくも温かみのあるお店が軒を連ね、非日常感が散策を楽しませてくれます。カフェ好きが通うカフェレストランや、1日をちょっとハッピーにしてくれるおやつのテイクアウト専門店、美味しいクロワッサンが購入できる雑貨屋さんなどが並びます。ここの一角に、今回ご紹介する「アンリロ」があります。
日光珈琲オリジナルロゴの木製ピンバッジ・缶バッジやおみくじのガチャガチャを発見。子供と一緒にガチャガチャの魅力に引き込まれているので、心くすぐられます。ここを真っ直ぐ進んで、突き当りの古民家をリノベーションしたパーソナルトレーニングジムを右へ曲がります。
まるで森の中を迷い込んだら偶然素敵なお店を発見したような、そんなワクワクした気分になる外観。ヴィンテージ感のあるお店の看板がまた雰囲気あります。
ついつい長居したくなるような、居心地の良い空間。25席あり、ナチュラルでありながら独特な風合いを感じます。
毎日食べたいヴィーガンスイーツ。
右から、
・チョコレート不使用のガトーショコラ。あんこを使用しているので、どっしりとコクがあります。
・ココナッツが香るキャロットケーキは、朝食にもおススメ。グランベリー、
レーズンなどのドライフルーツが入っています。
・見た目も可愛い華やかなおはぎ。定番の5種類に加え、季節ごとに5種類のフルーツ餡おはぎがお目見え。
(上 左から/定番おはぎ)
・黒小豆(こし) ・黒小豆(つぶ餡) ・白小豆 ・抹茶 ・きな粉 ・黒胡麻
(下 左から/季節のおはぎ)
・ずんだ ・もも ・ブルーベリー ・黒糖くるみ ・とうもろこし
お店イチ押しの「サラダプレート¥1550」を注文しました。旬の野菜を使った色彩豊かなプレート。
先ずはお店の名物、人参フライ。サクサクな衣に包まれたほのかに甘くジューシーな人参が丸々一本。豪快にかぶりついて食べたい一品です。
その下には新鮮なグリーンサラダ。カシューナッツ、オレンジジュース、ニンニク、醤油から作られたドレッシングは野菜本来の味を更に美味しく引き立てます。
隣の大根と玉ねぎのスープは、お野菜の持つ甘味が溶け込んで、あっさりだけどクリーミーな味わい。
手前にあるのは、夏にさっぱり食べたいマリネ。オリーブがアクセントにゴロッと入っています。
右下にあるパスタはトマトソースペンネ。トマトの味が濃くて旨味を感じるソースにペンネが絡まり美味です。
野菜の美味しさを引き出すお料理の数々は実に多彩で、ボリューミーに盛られた旬野菜はここで味わえる贅沢です。
デザートは色とりどりのおはぎから、お花が可愛いサツマイモをチョイス。
(※6/7時点の季節のおはぎ)自然な甘さが体に優しく、ほっこりとします。
意外なことにコーヒーとの相性が良くて驚きました。
地元の豊かな自然から育まれた米、水、果物、豆を使ってベストなヴィーガンスイーツを作りたい。そうして誕生したのが花おはぎです。
あんこ自体をフルーツから作ることで自然な甘味と色合いが出るそうです。香りもフレッシュで、素材へのこだわりを感じられます。店頭で、もしくは花おはぎのお店、笑花結(えはにゆ)で購入できます。
心地良い満腹感でお店を出ると、グリーンフェンスからガサゴソと物音。
(ん?猫かな?)と思った次の瞬間、動物好きの私は嬉しい悲鳴をあげることに。なんとそこには、愛くるしいガチョウさん。
こんな一場面も、マザーグースの世界のよう。
薬膳管理士の資格を持ち、ジャパンヴィーガンアワード2023では料理家賞も受賞されている上村シェフ。
「日々の健康は食材のエネルギーをいただき過ごせるもの。旬の野菜を使い、
美しく美味しく体を内面から整える」
信念を貫き通して辿り着いたスタイルは、多くの方に支持されています。
是非、多彩なお野菜料理を味わってみてください。