【目黒区】自由が丘「ジェラテリア・ヴィタリ」が学園通り沿いに移転して、6月15日(土)にオープン
さっそく食べに行ってきました。
以前のお店もまるでヨーロッパの街角にあるかのような、おしゃれなたたずまいでしたが、移転先も洗練された雰囲気で素敵です。ここだけ日本じゃないみたい。
ジェラートはイタリア・フィレンツェ発祥!?
ジェラートとはイタリア語で「凍ったお菓子」を意味します。日本ジェラート協会のホームページを拝見すると、シチリアから伝わったという説と、中国からアイスクリームがイタリアへ伝わったという説があるとか。
1533年、フィレンツェの大富豪メディチ家から、カトリーヌド・メディチがフランス王アンリ2世に嫁ぎ、一緒に連れてきたアイスクリーム職人が、オレンジやレモン、ピスタチオなどを使ったシャーベットを提供して、貴族たちを魅了したそうです。
ジェラートの製法は新鮮な原材料が欠かせません。フルーツは旬の食材をその場で調理して使うのが原則。
乳脂肪が5%前後と低カロリーなのも魅力で、空気含有量が低いことで、滑らかな舌触りを実現しているそうですよ。
「ジェラテリア・ヴィタリ」はイタリア・フィレツェのチョコレート工房「VITALI(ヴィタリ)」の日本1号店
「ジェラテリア・ヴィタリ」は、世界中から選りすぐりのカカオを高配合し、甘さ控えめで作られている「VITALI」のチョコレートを使用しています。
若き職人カップルが手間と情熱を注いで作り出す温かなその味わいを、ジェラートで表現し、「チョコレートをもっと楽しもう」という想いで誕生したのが「ジェラテリア・ヴィタリ」です。
チョコレート味のジェラートだけで、なんと8種類もラインナップ。
カカオを限界まで配合し、生チョコのような濃密さと力強い味わいに仕上げた「カカオ・エクストラ・アマーロ」や、穏やかな苦味とフルーティーな酸味が爽やかに広がる「フォンデンテ・アル・チョコレート」などなど。
どうやって選んだらよいのか迷ってしまいました・・・。
とりあえず、お店の方に質問して、自分好みのチョコレートジェラートを探ります。ジェラートはチョコレート以外に、ミルクジェラートやピスタチオ、ソルベなどもラインナップ。
チョコレートジェラートとの掛け合わせを楽しめるようになっていました。
3サイズから選べる「ジェラテリア・ヴィタリ」のジェラート
「ジェラテリア・ヴィタリ」では、シングル・ダブル・トリプルの3種類からジェラートサイズを選べます。
おじゃました日は夏日でともかく暑かったので、ダブルで注文。ジェラートはチョコレートベースの「フォンデンテ・アル・チョコレート」と、ミルク系ジェラートの「ピスタチオ・シチリア」をお願いしました。
「フォンデンテ・アル・チョコレート」はカカオ69%相当のチョコレートを原料にしたミルクが入っていないタイプ。フルーティな酸味が感じられるしっかり風味です。
ちょっと苦味も感じられて深みのあるおいしさ。
イタリアンジェラートで定番のピスタチオはシチリア産のものだそうで、フランス・ブルゴーニュ地方・ゲラントの塩を効かせた香ばしく濃厚でありつつ、すっきりとした味わいでした。
ピスタチオ・シチリアで使われているミルクは甘み・香り・コクが豊かな奥出雲の低温殺菌「木次パスチャライズ牛乳」をふんだんに使用しているとのこと。
あまりのおいしさにあっという間に完食してしまいました。
これから暑い日が続きます。アイスクリームなどよりもさっぱりと食べられるジェラートはぴったりですね。
「ジェラテリア・ヴィタリ」では季節限定のフレーバーや、日替わりで登場する「本日のジェラート」もあります。砂糖を極力控えてフルーツの自然な甘みや香りを大切にしたソルベ(シャーベット)もおいしそう。
またぜひ、おじゃましたいと思います。
【店舗概要】
ジェラテリア・ヴィタリ(Rettyページ)
営業時間:11時30分~19時、水曜休み
住所:東京都目黒区自由が丘2-7-19
問合せ先:03-6421-3411