猛暑対策!3つの材料で作るスポーツドリンクと経口補水液で簡単節約の熱中症予防。
今年の夏は全国的に異常な暑さが続いています。
毎日の水分補給が欠かせませんが熱中症予防に効果的なスポーツドリンクや経口補水液を毎日購入するとなると、費用がかさみませんか?
そこで今回は砂糖と塩、500mlのペットボトルがあれば簡単にできるスポーツドリンクと経口補水液の作り方を紹介します。
これは熱中症予防として毎年この時期に作り方をお伝えしているの材料3つですぐできるペットボトル経口補水液の作り方です。実はスポーツドリンクはこの材料をベースに糖分や風味を足すだけ。
経口補水液のままだと飲みづらい方も簡単にアレンジするとスポーツドリンクとして飲みやすくなります。持ち歩く場合は早めに飲み切りましょうね。
今年の作り方は簡単に材料3つをペットボトルの中で完結させる方法です。
もちろん自宅でできるので綺麗な水と器があればペットボトルでなくても大丈夫ですので大さじの分量も書いておきます。
またペットボトルっで作る場合は直接口につけるものです。1日で飲みきるなど、いくつか注意点があるので、コメントの内容をしっかりチェックしてください。
経口補水液・スポーツドリンクの作り方
【材料】準備するもの
1・500mlペットボトル水
2・砂糖(大さじ1)日本製のペットボトルキャップすりきり3杯
3・塩(小さじ4分の1弱) キャップ3分の2の位置から4分の1
(難しい場合は1つまみ、1.5gまたはユニセフの1リットルで作って半分にする)
*キッチンペーパーやじょうごがあると中に入れる時に便利です。
経口補水液の作り方ですが、これにお好みで糖分多め、塩分少なめ、好きな風味、レモンやライムなどを混ぜるとスポーツドリンクになります。
*ペットボトルキャップは日本製の規格(直径28ミリ)で準備して下さい。基本、日本のペットボトルのキャップは同じサイズです。小さめのエコボトルキャップ、海外の製品はサイズか違います。
キャップで量るときは、つまようじなどで、すり切りにしてくださいね。
塩は量るのが難しい場合は一つまみ1.5gほど。
キッチンペーパーなどをじょうご代わりに使うと便利です。
お好みでレモン果汁などを入れましょう。カボスやライムなどもおすすめです。
元の経口補水液のレシピはこちら
ユニセフのORS
沸騰させて殺菌した湯冷まし1リットル
砂糖 小さじ6(大さじ2と同量)
塩 小さじ半分
今回の経口補水液は、ユニセフのレシピを参考にペットボトルサイズの量に調整して柔軟に簡単なスポーツドリンクの作り方としてお伝えしております。体調の悪い方やしっかり水分補給をしたい方は本来の経口補水液の作り方を細かく量ってお作りくださいね。
発展途上国の子供たちの命を守るために開発されたレシピ(脱水症状を防ぐ)であり、ユニセフでは煮沸したあとの湯冷ましを使用することを推奨しています。
資料参考 経口補水液の作り方日本ユニセフ協会東京事務所
注意点
〇過度の摂取は健康を害する恐れがありますので下記の飲む量を目安に飲みすぎないで下さい。
飲む量の目安:ORS(Oral Rehydration Solution)経口補水液の推奨量
学童~成人:500~1000ml 幼児:300~600ml
乳児:体重1kgあたり30~50ml/日
〇疾患のある方は必ず医師の指導の上で摂取してください
〇経口補水液を作る際、ペットボトルから水があふれそうな場合は材料を入れる前にキャップ1~2杯分水を取り除いてから入れて戻して下さい
〇塩をキャップで量るときは水分量の多い塩が量りやすいです。サラサラの塩で量る場合は崩れやすいので計量スプーンなどの使用をお勧めします。
節約しながらすぐに作れる
いかがでしたでしょうか?
経口補水液とスポーツドリンクでは体内に吸収する水分量が違いますが、農林水産省でも暑い時期は塩分、糖分の補給ができるスポーツドリンクも推奨しています。
もちろん経口補水液を正確に測って作る事もおすすめですが、もう少し気軽に家にあるもので熱中症対策のドリンクが作れますので、ぜひ活用していただけたらと思います。