2023年・スイーツ芸人が感動したスイーツ3選
よろスィーツ!スイーツなかのです。
2023年に出合った、心に残る3つのお菓子をご紹介。
ル トレーズ「カヌレ」
今年、白金高輪にオープンしたカヌレ専門店「ル トレーズ」。
店主の戸谷シェフは、同じエリアで「メゾンダーニ」や「ガスタ」と様々なジャンルのお店を手がけている方。
念願となるカヌレ屋さんには、戸谷シェフのカヌレに対する想いがたくさん詰まっている。
ひと口食べると、なんて生地が美味しいんだろうと感動。
外側はカリッと力強く、内側はソフトでやわらかめ。この絶妙な食感のコントラストに惹き込まれ、夢中で食べてしまう美味しさがひろがっていく。
見た目はシンプルだが味わいは奥深く、オーガニックのシナモンの香り高さ、ヘーゼルナッツとチョコのリッチな甘さと、一つ一つの満足度が相当高い。
こんなに美味しいカヌレ屋さんと出合えて幸せだ。
メゾン シーラカンス「シーラカンスモナカ」
仙台の人気パティスリー「カズノリイケダ」の池田シェフが、2021年に立ち上げたブランド「メゾン シーラカンス」。
クラシカルでありながら新しい美味しさが楽しめるお菓子を手がける。
一番人気は「シーラカンスモナカ」。
シェフのご実家が老舗和菓子屋「榮泉堂」ということもあり、パティシエならではの最中が生み出された。
あんこと合わせるバターは、フランス産の発酵バター「イズニーバター」を使って、バターの持つミルキーな味わいが相性抜群。
ゲランドの塩もアクセントになって、程よいあまじょっぱさもたまらない。
一度食べたら止まらない、虜になる美味しさ。
「メゾン シーラカンス」
https://www.instagram.com/maison_coelacanthe/
ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ
「テリーヌ・オ・ナポレオン」
鎌倉にあるパティスリー「ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」。昨年、シェフに就任された佐々木元さんは、新進気鋭の注目パティシエ。
自身が世界大会で味覚部門1位を受賞したケーキを、テリーヌショコラとして再構築したのが「テリーヌ・オ・ナポレオン」だ。
初めて食べたとき、こんな緻密なテリーヌがあるのかと衝撃を受けたほど、様々なパーツから構成されている。
口どけの良いチョコレートに、レモンの爽やかさやヘーゼルナッツの香ばしさが重なって、まるでレストランのデセールを食べているような奥行きのある味わい。
見た目の美しさを意識したつくりも素晴らしく、佐々木シェフがこれからどんなお菓子を生み出すのか楽しみでしょうがない。
「ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」
https://shop.cake-cake.net/yukinoshita/index.phtml
撮影=スイーツなかの