こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

最近は忙しい方や単身世帯の方が増えてきており、少量目の野菜の需要が高まっています。キャベツだと1/2や1/4、千切りやざく切りにしたものまで品揃えされていますね。

最近近所のスーパーに行くと、白菜の1/8カットやエリンギの1/2パックが品揃えされていて、少量目って需要があるんだなと思い知らされました。

そんなカットされた野菜ですが、まるまる1玉購入する時とは選び方が変わってくる場合があります。特に選び方を間違って覚えている方が多いのはカットキャベツです。切り口が緑色のものを選んでいるという方は鮮度が悪いものを選んでしまっているので、ぜひこの記事を読んで新鮮なものを選び方を知ってくださいね。

カットキャベツは切り口が緑色のものを選んではいけない

カットキャベツは切り口が緑色のものを選んではいけません。

なぜならお店で加工する際に、切りたてのカットキャベツは下画像のように切り口が黄色いんです。

お店で長時間陳列されることによって、黄色い切り口は蛍光灯などの光に反応して徐々に緑色に変色していくんです。

下の切り口が緑色のキャベツは、上の画像のキャベツを1日常温で放置したものです。

なので、より新鮮でおいしいカットキャベツを選ぶのであれば、切り口は黄色いものを選んだ方が良いというわけです。

食べ比べて味の違いがわかるのかと言われれば微妙ではありますが、切り口が緑色に変色したキャベツは若干硬さがあり、食味が落ちます。切り口が黄色いものと比べると鮮度劣化も進んでいて長持ちしないので、割引されているならまだしも定価で買うのは避けたほうが良いです。

芯の長さが長いものは避けた方が良い

また、芯が育ちすぎて長すぎるものは避けた方が良いです。

芯が育ちすぎたキャベツは葉の栄養を成長に使ってしまっているため、硬く苦味が出る傾向があります。

キャベツの高さに対して、芯は下画像のように半分以下くらいの長さが理想といえます。

こちらも意識してみてくださいね。

その他カットキャベツを選ぶ際に意識すること

上の2つを押さえて買えば、ほぼ失敗することはありませんが、その他カットキャベツを選ぶ際に意識しておいた方が良いことを列挙します。

• ぎっしり詰まっているものを選ぶ
• 葉先が萎れているものは避ける
• 芯の切り口が黒ずんでいないものを選ぶ

このくらいですね。特にぎっしりと葉が詰まっているキャベツは糖度が高く美味しい傾向があるので、見つけたらガッツポーズをしてカゴに入れてくださいね。

カットキャベツの選び方まとめ

今回はカットキャベツの選び方を八百屋が紹介しました。

ぜひ今回紹介した方法を使って、キャベツをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「キャベツが長持ちする保存方法」や「新鮮で美味しいレタスの選び方」も紹介しているので、気になる方は読んでみてくださいね。