植物の盗難被害!近年増加する理由とひと手間で自宅多肉植物をセルフで守る2つの方法
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。最近続出する多肉植物の盗難被害。大切に育てた苗ややっと手に入れた品種を一瞬で失ってしまうのはとてもつらいコトですよね。
我が家は、庭が道路に面しています。人通りが多く盗まれないかヒヤヒヤしています。門扉を開けないと中に入れないようにしたり、通りから手を伸ばせない距離に棚を設置したり、万が一盗まれても大丈夫な(メンタル面)苗をワザと並べたりと、対策をとっています。
ますます人気に火が付いた多肉植物ブーム。なぜ盗難被害が増えたのか、そして続出する盗難から苗を守るためにできることをご紹介していきます。
多肉植物の盗難被害が続出する理由
年々増加する多肉植物の盗難被害。昔と今では被害にあう理由も少し変化しました。
多肉植物ブームより前
ここ10年の多肉植物ブームより以前は、多肉植物自体が珍しい植物でした。庭先に飾っている珍しい植物を、ちょっと拝借・・。お家の塀からせり出した柿をとって食べたり、しだれ桜の枝を持ち帰って花瓶で飾ったりするのと同じように、自分で楽しむために盗んでいる事が多かったです。
多肉植物ブームの今
現在の窃盗理由は以前とは異なります。
高額かつ希少価値の高い品種が窃盗の被害にあっています。最近では植物園で被害にあったり、多肉植物生産者さんのハウスへ侵入し希少価値の高い品種が盗まれています。
自分で楽しむというより、転売が目的と考えられます。
生産者さんは一生懸命育て上げた苗たちが、心ない人の手に渡っているかと思うと心が痛みます。
昨今の盗難は、生産者さんに限らず私達の様な一般の多肉植物愛好家も狙われてしまいます。
では、どうやって大切な苗たちを守っていけばいいのかお話ししていきたいと思います。
盗難被害から多肉植物を守る方法
今すぐできる!大切な多肉植物を被害から守る方法は2つあります。
人目のつく場所を避ける
大切な苗はできるだけ、人目につく場所を避け管理したいものです。
という我が家も、多肉植物は通りに面した場所に置いています。日当たりや風通しを考慮するとそこしか置き場所がないんですよね。ですので、万が一を考えて、盗まれてもいいような普及種を手前に、大切な苗は奥で管理しています。
朧月や秋麗やルビーネックレス、雑草系のセダムをプランターいっぱいに設置しています。大切な苗は手を伸ばしても届かない場所や、アクションを起こさないと届かない場所に置いています。
そんな場所がないって方は、思い切って室内で管理はどうでしょうか。植物育成用LEDライトで育てる事ができますので、検討するのもありかなと思います。
名札を変える
もう1つの方法が名札を変えることです。希少価値の高い品種とそうでない品種を見分けられる窃盗犯がどのくらいいるでしょう?おそらく、多くの窃盗犯は名札で見分けると思います。
生産者さんの名札をつけたまま飾りたい気持ちはすごくわかります。が、大切な苗を守るために、手書きの名札に変え生産者さんの札は保管しておきましょう。
どの生産者さんの苗かわからなくなる心配もあるかと思いますが、手書き名札の土で見えなくなる部分に生産者さんの名前を書いたり、自分だけがわかる記号でわけておくといいでしょう。
私も先日、おらいさんのミックスべリアをお迎えしました。やっと手に入れたミックスべリアが盗まれたら立ち直れないので、さっそく札を変えました。
100円ショップやホームセンターで買えますし、クリアファイルをカットすると即席の札もできます。
意外と手軽に作れるのでチャレンジしていてくださいね。
さいごに
ということで、今日は多肉植物を窃盗被害から守る方法をご紹介しました。少しずつ集めた大切な苗たち、コレクションですよね!盗む人がいない事が一番の解決方法ですが、そうも言ってられないので自分の苗は自分で守っていきましょうね。