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めんどくさい調理はしたくない!栗のコツはたったひとつ寝て待つだけ【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ
栗が実っている様子

旬の味覚を楽しみたいけれど、時間がない!特に栗の下ごしらえは、面倒ですよね。そのため栗は茹でるだけという家庭も多いかと思います。もちろん、それでOKです。時間をかけて鬼皮や渋皮むく作業は、ほんとハードです。とにかく、時短ですぐ食べたい場合は、茹でるだけ!というのは正解です。

おいしく仕上げたいなら一晩待つ

茹で上がったばかりの状態
茹で上がったばかりの状態

茹でた栗は、その茹で汁のまま一晩つけて置きます。かなり色がついていて、そのままにしておくのは、どうなのよ!と思うほどではあるのですが、大丈夫です。一晩つけておくと、しっとりとした栗に仕上がりますので、じっくり待ちます。

食べる時は半分カット

食べる時は、半分にカットしてそのまま食卓へ出します。あとは家族がそれぞれ自分で、ティースプーンでくり出して食べるだけ!という台所仕事してる人にとっては、嬉しい手抜き作業になります。子どもから大人まで自分で勝手に食べてくれれば、こんな楽な準備はありませんよね。

農家のおやつ

贅沢なことですが私も子どものころから、茹でた栗がおやつでした。栗を半分にカットしたものが大量にお皿に盛られてて、好きなだけ食べなさい!と夕食までの間、「おなかすいた」と騒がないように、親が考えたのでしょう。たしかに、スプーンでほじくって食べればいいので、親としても手間がかからず、楽々だったと思います。栗の旬は、短いのでスーパーの店頭などで見かけたら、秋の味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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