【佐世保市】グルテンフリー◎心と体に優しい「ヴィーガンカレー」が人気!癒しの隠れ家|ゆぴずカレー
「ヴィーガン」という言葉を知っていますか?「ヴィーガン」とは、お肉やお魚、卵、乳製品など動物性のものを一切摂取しない人たちのことです。
私自身が「ヴィーガン」なので、外食には苦労します。特に、地方に住んでいると、選択肢が限られてしまいます。
そういう中、佐世保でもヴィーガンの人たちが食べられる「ヴィーガンカレー」を提供しているお店があるんです。さらに、グルテンフリーなので、カレーを食べたいけど、我慢をしている小麦アレルギーの方にもおすすめですよ。
今回は、ヴィーガンやアレルギーじゃない方にも、心も体もほっと一息つける、そんな隠れ家的なお店、「ゆぴずカレーらんち」さんをご紹介します。
「ゆぴずカレーらんち」
2021年2月にオープンした栄町の「ゆぴずカレーらんち」さん。夜は、缶詰Bar( BELLEさん)になっており、「ゆぴずカレーらんち」さんは、そちらを間借りしてお昼に週4日ほど営業しています。
店名「ゆぴずカレーらんち」の由来と、店主「ゆっぴーさん」
店名の「ゆぴずカレーらんち」は、店主の幼少の頃からのニックネーム「ゆっぴー」から名付けられました。
ゆっぴーさんは12年前、横浜に住んでいた頃に、アジアン雑貨店でポップを描いていました。その経験から、お店の看板やメニュー表も手書きで作成しています。
小麦粉・バター不使用のカレーが誕生したわけ
10年前、福岡の薬膳カレー店でアルバイトを経験したゆっぴーさん。そこで初めて食べた小麦粉とバターを使わないカレーに衝撃を受けました。
そのカレーを2年間食べ続けた結果、自身の体調が改善されたことを実感しました。ゆっぴーさん自身は、消化の良さを感じ、お通じがよくなったり、食後のだるさがなくなったり、体のパフォーマンスがアップしたそうです。
また、「アレルギーを持つ人にも優しいカレーを作りたい」というゆっぴーさんの思いもありました。
「ゆぴずカレーらんち」オープンのきっかけ
「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱いていたゆっぴーさん。それが、15年前は「カフェ」でしたが、カレーと出会い、その夢は「カレー屋」へと変化しました。
そして、現在の缶詰Barオーナーと出会い、そのご縁から昼間に「ゆぴずカレーらんち」を始めることになりました。
それから、オープンした理由がもう一つあります。それは、ゆっぴーさん自身が、牛肉と豚肉を食べられず、佐世保での外食に困った経験からでした。
福岡で薬膳カレーに出会った後、東京へ移ったゆっぴーさん。東京にいた頃は、ヴィーガンメニューがあるお店も多く苦労しませんでした。でも、佐世保へ戻って来たとき、「佐世保には、ヴィーガンメニューが少ない」と実感したそう。
そこで、ゆっぴーさんは「自分が、ヴィーガンカレーを提供するお店を作ろう!」と決意しました。
また、「ヴィーガン料理でも、おいしく食べられるということを知って欲しい」という思いもありました。
「ヴィーガンカレー」の特徴と魅力
「ゆぴずカレーらんち」のカレーは、すべて小麦粉、バター不使用のカレーです。そして、その中でも、動物性食材を一切使用していないヴィーガンカレーは、「大豆ミートとひよこ豆のカレー」(税込み1,030円)というメニューです。
「大豆ミートとひよこ豆のカレー」の内容
- 大豆ミートとひよこ豆・・・たっぷり使用。
- ライス・・・ターメリックライス(ジャスミンライス、クミンライスに変更のときあり)
- パクチー・・・苦手な方は、乾燥バジルに変更可。
- サラダ・・・オリーブオイル、塩、乾燥バジルだけのシンプルなドレッシング。
- たまねぎとにんじんのピクルス・・・お酢がきいていて、おいしい。
- にんじんの付け合わせ
- 蓮根の素揚げ
カレーの辛さは、子供さんでも食べられるように「辛さなし」がスタンダードです。辛いのが好きな方は、注文時に伝えると、辛さを調整してもらえます。私は、辛いのが苦手なので、スタンダードでちょうど良かったです。
カレーの味は、ひとことで言うと、「優しい味」というのがピッタリです。小麦粉やバターの代わりに、お味噌が使われているので、食べやすくておいしくいただきました。
消化が良く、体にも優しいので、ヴィーガンだけではなく健康に気を付けている方にもおすすめです。
癒しの隠れ家「ゆぴずカレーらんち」の空間
「ゆぴずカレー」の店内は、ヒーリング音楽も流れていて、何だかほっとする温かい雰囲気です。カウンター席(6席)があるので、一人でも行きやすいですね。
また、3人以上のグループや子供連れは、ソファ席でゆっくりお食事ができます。
ゆっぴーさんは、 明るい笑顔と心のこもった接客が魅力です。ゆっぴーさんとの会話を楽しみに来ているお客さんもいるようです。また、心や体が弱っているときなど、一人で静かに過ごすのにも適している空間だと感じました。
「ヴィーガンカレー」みんな一度食べてみて!
「ヴィーガン料理」というと、「物足りないんじゃない?」「味気ないでしょう?」などと言われることが多いけど、「一度食べてから、ジャッジして欲しい!」と、ゆっぴーさんは言います。
お肉などの動物性のものが入っていなくても、大豆ミートやひよこ豆でたんぱく質もしっかり摂れます。お味も、お味噌と野菜のうまみが効いていて、私もおいしくいただきましたよ。
ゆっぴーさんは、10年間、独学でカレーを作り続け、カレー屋さんを食べ歩きました。そのとき、「カレーには作る人の個性が、そのまま出るんだ」と思ったそう。
そして、今では、ゆっぴーさんの作るカレーは友達からも「見た目に寄らず、癒しの優しいカレーだね」と言われるようになりました。
ゆっぴーさんは、自分自身が一番の「ゆぴずカレー」のファンと公言!「また誰かに食べてもらえるな」「今日はどんな人が来てくれるかな」とカレーの仕込みの段階から楽しみに作っているそう。
そんな魅力的なゆっぴーさんの「ヴィーガンカレー」。皆さんも一度食べてみませんか?ヴィーガンやアレルギーをお持ちの方はもちろん、ヴィーガン以外でも、健康に気を遣っている方、癒しを求めている方などにおすすめのお店ですよ。
【店舗情報】
名称 : ゆぴずカレーらんち
住所 : 長崎県佐世保市栄町3-15-2F(缶詰 Bar BELLE)
営業時間 : 11:30~15:30(L.O 14:30)
定休日 : 不定休(毎月Instagramに掲載)
決済方法 : 現金のみ
Instagram : yuppys_curry_lunch