【カルディ】3末までセール中。ワイン好きには定番の白ワイン銘柄、本当に美味しいの?
※お酒は20歳になってから
カルディでセール中!定番銘柄のワインがお値打ちに買える
カルディコーヒーファームがお好きな方ならやはり気になってしまうのがワイン。今回は3月末日までのセール品を発見。しかも、ワイン好きなら多くの方が知っている定番銘柄がお値打ち品の対象なので、ご紹介します。
チリ産ワインの定番!モンテス アルファ シャルドネ
今回カルディで3月31日までセール中のワイン。名称はモンテス アルファ シャルドネ。モンテス、がワイナリー名で、シャルドネが原料のブドウの品種名。アルファはモンテス社の作るワインのシリーズの中で中級銘柄に与えられるシリーズ名称です。
このワイン、チリワインの中でも、特に著名。日本全国にショップを構える「エノテカ」というワインショップの輸入品。カルディには、カルディ直輸入のワインが多くあるのですが、このワインはそうではなく、エノテカ社の輸入品をカルディが仕入れ売っています。
しかしながら、なぜかエノテカの店頭価格よりも安くカルディでは買えるということで人気なんです。今回、3月31日までは定価※ 2,530円(税込)→1,958円(税込)で購入ができます。
※定価はエノテカ社の設定価格です。
シリーズ品の中でも上位版。紙巻ラベルがリッチ。
さてこのワイン、購入時に「紙巻き」であることがポイント。同じワイナリーから販売されているワインの中でも、一般的に「紙巻き」は上位版の証でもあります(そもそも紙巻きをしないワイナリーもたくさんあります)見た目からして特別感を感じるのはうれしいですよね。
味わいはコクを感じるリッチなテイスト
まずもって、香りに複雑さがあり、芳醇なワインです。調べてみますと、このワインは木樽熟成とステンレスのタンクによる熟成を併用して行っているとのこと。少しだけ解説をしましょう。
まず、ワインの熟成に用いるイメージが強い「木樽」による熟成は、木の樽に入れることで白ワインにコクやクリーミーさを与えます。
これに対して、ステンレスタンクは味わいに果実味を残し、シャープな味わいに仕立てます。一般的に、木樽熟成のみで仕立てると、よりワインはまろやかでコクある味わいになりますが、このワインは木樽熟成とステンレスタンク(さらにコンクリートタンク)の併用と言います。つまり、程よい木樽由来の香りとコク、そして果実味を活かしたバランス型の味わいと言えます。
リッチな味わいと、果実味が混在。
実際に飲んでみますと、樽の香りは強すぎず、程よい酸味と、若干の塩味のようなコクを感じます。さらに、洋ナシやパイナップルのような果実を連想する果実味があるように思います。くどさを感じない作りですが、果実味がハッキリとしているた、コクのあるお料理と合わせるのに持って来いと言えるでしょう。
2千円台という実勢売価は妥当であり、シーンを選ばないバランスの取れた味わいと感じます。
チリワインのイメージが変わる!?覚えたい「COSTA(コスタ)」
このワインでもう一つ覚えたいこと。それはワインが作られる産地です。このワインが生まれる「チリ」は南北に長い国。そしてチリは、西を太平洋、東はアンデス山脈に囲まれている海と山が近接した国と言えます。
チリでは近年、自国内で「俺らのワインって、山寄り、平野(へいや)、海寄りでワインの味って変わるのでは?」という動きがでてきました。
そこで、山寄り、平野、海寄りの名称をワインに名乗ってよい、というルールが付けられました。今回のモンテスアルファにはラベルの下に「COSTA(コスタ=海寄り)」という表記が併記されています。
コスタ(海寄り)産地のワインは、海風の影響で涼しいエリア。ワイン造りにおいては酸味や、塩味が味わいにも表現されるといいます。このような点も感じながら飲んでみると「なるほど、酸味もあるし、ほのかに塩味のようなものも…」と感慨深くワインを楽しめることでしょう。
クリーム系のお料理や、バターで炒めたお肉などに
木樽のようなクリーミーな香りや、磯のようなほのかな塩味がある複雑な味わいに対して、もってこいなのが、海鮮を使ったクリームパスタや、バターで炒めた豚肉や鶏肉など。こららのお料理を合わせるとコクと旨味が合わさり、バッチリでしょう。
一度は飲んでおきたいシリーズ
今回ご紹介のモンテスシリーズは、ワインショップのエノテカ、そしてカルディと、販路が多いワインでもあるため、一度飲んでおくと「あぁ!あのモンテスね!」と銘柄で覚えることができるのでとても良いワインの一つ。この機会にぜひお試しください。