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醤油に拘る人気店“魁力屋”の味をカップ麺に再現?「魁力屋 京都背脂醤油ラーメン」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

魁力屋(かいりきや)京都背脂醤油ラーメン」を食べてみました。(2025年1月7日発売・日清食品)

この商品は、京都・北白川に本店を置く人気ラーメン店“魁力屋”の看板メニュー“特製醤油ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、チキンベースのすっきりとしたスープに旨味の強い醤油ダレを合わせ、さらにコクを引き立てる背脂を散りばめた味わい深い一杯、“魁力屋 京都背脂醤油ラーメン”となっております。

では、今回の“魁力屋 京都背脂醤油ラーメン”がどれほどチキンベースに旨味の強い醤油ダレを合わせた深みのあるスープに仕上がっているのか?コクを引き立てる背脂、すすり心地の良い角刃の細フライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(100g)当たり451kcal。
食塩相当量は6.4gです。

次に原材料を見てみると、チキンだけでなくポークの旨味をベースに拘りの醤油ダレをバランス良く合わせ、そこにコクを引き立てる背脂を豊富に使用したことで安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製コク旨オイル”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
その後、“特製コク旨オイル”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、すっきりとした醤油スープというだけあって非常にサラッとした状態ではあるんですが、チキンの旨味や背脂のコクによって物足りなさのない一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、細いながらも歯切れの良いしっかりとしたコシがあり、ほどよく味付けされたことでスープとの馴染みも良く、麺量80gとボリューム感も申し分のない仕様となっており、そこにチキンをベースに拘りの醤油ダレや背脂のコクを合わせた味わい深い醤油スープがよく絡み、芳醇とも言える醤油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらのチャーシューに見立てた大豆たん白加工品以外に味付メンマ・背脂加工品・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…大豆を原料にしている割に意外と肉質のある食感で、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながらいただくと良いでしょう。

スープは、チキンをベースに拘りの“かえし(醤油ダレ)”を合わせたことで基本はあっさりとしているんですが、この醤油ダレが思った以上に旨味が強く、さらに背脂のコクや香辛料も利いたことでクセになるテイストとなっています。

ということで今回“魁力屋 京都背脂醤油ラーメン”を食べてみて、創業者である“藤田 宗”氏の祖父が経営していた醤油屋から得たというノウハウを活かした独自の背脂醤油ラーメンをうまくカップ麺に再現し、シンプルながらも背脂を豊富に使用したことで物足りなさを感じさせない後味さっぱりとした仕上がりとなっていました。

また、肝心の醤油ダレに関しても決して単調なものではなく、繊細で深みがあり、チキンやポークの旨味との相性も非常に良かったので、縦型ビッグサイズのボリューム感によって満足度高く楽しめるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

新商品のカップ麺や、美味いラーメン店などなど…実際に食べた気にさせるようなリアルなレビューを心がけたブログでございます。m(_ _)m

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