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純白のとうもろこし【旬野菜】見ためはイマイチでも味は絶品!農業女子が本音で解説

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ
収穫したての白いとうもろこし

いよいよ、とうもろこしの旬になってきました。続々と各産地からさまざまな品種が出荷され、スーパーなどの店頭には一番目立つ場所に陳列されています。とうもろこしは、米・小麦と並んで世界三大穀物の1つです。そんなこともあり、夏場は特に、食欲ないことが多くて、ご飯のかわりにとうもろこしをかじっています。黄色のとうもろこしのほかに最近は、白いとうもろこしも販売されています。私も最初見たとき、白って何か美味しそうに見えないな!と感じてました。白いとうもろこしの品種は全国でもいくつかありますが、「ピュアホワイト」や「ホワイトショコラ」などという名前が付いたものが主に出回っています。白いとうもろこしは、比較的しっかりとした甘さがあり、全体的にはやわらかく、粒揃いもいいので食べやすい品種です。見つけたら一度挑戦してみてください。

ひげと皮をみて、とうもろこしは選んでください

生のとうもろこし
生のとうもろこし

とうもろこしを購入するとき、一番チェックしてほしいところが、ひげ先が褐色になっているか?ということ。褐色になっているものが熟しているサインです。また、ひげの本数は、とうもろこしの実の数と同じなので、ひげが多いものが実も多いといわれていますのでボリュームあるひげのものを選択してください。がスーパーによっては、ひげが切られている場合もあるので、そんなときは皮が鮮やかな緑色のものを選ぶといいです。これは黄や白でも、とうもろこし全般で一緒です。

茹でた状態の白いとうもろこし
茹でた状態の白いとうもろこし

最近のとうもろこしは、甘みが強く、粒が比較的やわらかめなものが多いので、火を入れず「生のまま食べられます」という提案されている品種がかなり増えてきました。それは人それぞれ、好みがあるのですが、そんなとき私はまず1本目は生で食べるのですが、結局は火を入れて食べてしまいます。昔からの食べ方が一番落ちつくということですね。

とうもろこしの保存方法

レンチンした白いとうもろこし
レンチンした白いとうもろこし

正直いって農家的には、保存しないで即、食べて!というのが本音です。とうもろこしは、時間が経つごとにドンドン栄養価が落ちていくので、購入したらすぐに食べきってほしい。冷蔵保存する場合は、しっかりとラップに包んで立てて保存を。どうしてもすぐに食べられず、保存しなければならない時は、冷凍がおすすめ。冷凍保存する場合は、一度茹でたものを実からはずして、保存袋などに入れておけばいつでもすぐに使えるので、これが一番保存方法としてはベストです。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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