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【大阪・天六】二度見必至!絶品豆花のお店でいただける、プリンが反り立つ台湾かき氷

西倫世ライター(大阪市)

こんにちは、十三在住のアラフィフライターです。

灼熱の真夏が到来。できることなら毎日かき氷が食べたい季節がやってきました。

今回は、初めて見たとき二度見してしまった、インパクトある台湾かき氷をご紹介します。

お店は台湾の代表的なスイーツ・豆花の専門店「南所豆花」。台湾の台南出身のオーナーさんが2020年4月にオープンするやいなや台湾好きの間で一気に話題になり、常に常連客で賑わう人気店です。私も初めて食べたときのおいしさが忘れられず、何度も通っています。

場所は大阪メトロ谷町線&堺筋線・天神橋筋六丁目駅11号出口から徒歩8分、「豆」のネオンが目印です。

店内は窓際にカウンターがあり、入口近くに小さなテーブルが1卓、店の奥に大きなテーブルが1卓あります。

豆花は、豆乳をゼリー状にした台湾の国民的スイーツ。トッピングなしの「原味豆花(620円)」、砂糖シロップ+トッピング4種が選べる「南所豆花(850円)」、豆乳シロップ+トッピング4種の「豆乳豆花(900円)」、砂糖シロップとレモンジュースをかけた「檸檬豆花(680円)」の4種があります。

ほか、かき氷3種、台湾で愛される仙草ゼリーや愛玉子、自家製のプリンなどが味わえます。

本場の屋台さながらにずらりと並ぶ手作りのトッピングは約15種。甘く味付けした緑豆や茹で落花生、里芋のようなねっとり感のあるタロイモ、わらび餅のような台湾の伝統菓子・フンクエ、さつまいもがベースの団子などがあります。

▲南所豆花850円
▲南所豆花850円

迷った人におすすめなのは「南所豆花」。写真のトッピングは落花生、タロイモ、クチナシで色付けした黄色いフンクエ、サツマイモの団子です。ほんのり甘い茹で落花生はホクホクした食感で、炒ったピーナッツとはまったくの別物なので、一度食べてみてほしい私のイチオシです。

味の要となる豆乳は、オーナーのリンさんがあれこれ探しまわって見つけた、天神橋筋商店街にある「前田豆富店」のもの。この厳選した豆乳でつくった豆花はふるふるやわらかくて、素朴でクセがないのに大豆の風味がよく、すぐまた食べたくなる不思議な味わいです。

冬瓜糖、赤砂糖、素焚糖の3種をブレンドした自家製シロップもポイント。サラサラしているのに黒糖のようなコクがあるのが新鮮です。私の感覚では、かなりたっぷりの量を添えてくれていますが、台湾人のお客さんのなかにはシロップをおかわりする人もいるそうですよ。

続いて、インパクト大のかき氷「布丁紅豆牛乳氷(プリンあずきミルクピン)」。氷の上に粒あん、練乳、自家製のシロップ、そしてプリンがドドンとトッピングされています。

このプリンが驚きのおいしさ!材料は一般的なものだそうですが、内緒の隠し味でコクをアップ。

一番のこだわりは、しっかりした固さ。蒸しプリンですが、スプーンを入れてもしっかり角が立つほど固めの食感で、驚くほどなめらか。ミルク感もしっかりあって、粒あん、氷との相性も抜群です。

氷の上に大きなプリンが乗せてあるので食べるのがむずかしそうですが、プリンはしっかり自立しているので、かき氷を食べ進めてもビクともせず。最後まで雪崩が起きることなく食べきれました。

かき氷はかなりのボリューム。豆花とかき氷、両方食べたかった私は、イートインでかき氷を食べて、豆花をテイクアウトしました。複数人で行くなら、それぞれ好きなトッピングで豆花を食べた後、かき氷をシェアするのもアリですね。

絶品プリンが反り立つかき氷、この夏ぜひ味わってみてくださいね。

★南所豆花(なんしょとうふぁ)
住所/大阪市北区本庄東2-7-13
営業時間/12:00~19:00(LO18:30)
定休日/月曜
https://www.instagram.com/nannsyo_osaka/

ライター(大阪市)

大阪在住のフリーランスのライター。コーヒーと甘いものが好きなので、カフェを中心に、気になるお店の情報を発信します。

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