【さいたま市】高校生が実現したバス亭改革!大宮駅西口が限りなくわかりやすくなった…!
これこれ、これが欲しかったんだよ…!
大宮駅西口の1〜3番バス乗り場といえば、大変にカオスな状態で有名です。というのも、隣接する3つの乗り場に対して、バスの方向は4種類以上。道が狭いのにいつも大行列で人口密度が高いうえに、3番乗り場に至っては1つの乗り場に連続して2種類のバスが来る(のでどっちに乗ったらいいかが瞬間的にわからない)という、ちょっとテキストで説明するのには無理があるような状況でした。
結果どうなるかといえば、複数のバスや乗り場の行列が合体してしまい、いま自分が何のバスを待つために並んでいるのかもわからなくなる有様。いつの間にか別の列にまぎれてしまい、お目当てのバスが目の前で出発していった…なんてことも1度や2度ではありませんでした。
そんな現状に声をあげたのは、なんとさいたま市立大宮国際中等教育学校の生徒さん。改革案を作り、市やバス会社を巻き込んで改善プロジェクトを進めている話は、時折ニュースにもなっていました。
そんなプロジェクトがついに実りを迎えた!ということで、空いている時間を見計らって、話題の大宮駅西口バス乗り場を見てきました。
さっそくペデストリアンデッキからバス亭に降りようとすると…あ、これか!というペイントを発見。
なるほど、2番バス乗り場を使う指扇駅方面の行列が3番バス乗り場と合体しないように、列の流れを階段側に誘導しているわけですね。
問題の3番バス乗り場は、明確に2種類のバスが出ることが明示されており、2列で並べるようになっていました。
また1番乗り場は列が2番乗り場と混ざってしまう問題をかかえていました。そのため、列が伸びた場合は階段側に誘導するようなペイントがされていました。
これなら乗り慣れていない人でも、列を壊すことも無いですし、なにより間違えにくいですよね。良い改革だと思います!ただ、人がたくさんならぶと足下は隠れてしまうので、次のフェーズでは壁にもペイントされると完璧かもしれませんね。
この一件、なにより利用者の声で改善されたというのがいいですよね。ボトムアップからの改善、大事です。
今年はバスに乗る回数も増えそうな予感がしていますので、そのバス乗り場の混乱がどこまで減っていくのか、楽しみになりました。
大宮駅西口バス乗り場
大宮駅西口ペデストリアンデッキ下