【京都府長岡京市】まさに至高の味 黄金のトマトスープを飲んでみて! 産地直送にこだわるレストラン!
阪急長岡天神駅を中心に、市役所から長岡天満宮の参道にあたる八条ヶ池までの通りを「アゼリア通り」と言います。名の由来はというと、長岡京市の市花となっているのがキリシマツツジですが、ツツジを英語で表すとアゼリアになるのだそう。商店街としては、長岡中央商店街振興組合となります。
そのアゼリア通りを、ゴールデンウイークの最中の2022年5月4日にウロウロしていると、長岡天神駅の踏切を東に亘って直ぐの所で、ワインを囲むように肉や野菜の描かれた大きくてキャッチーな看板が目に飛び込んで来ました。看板はレプリカですが、店内に入ると、壁に直筆の絵が描かれていました。現在はメジャーとなった有名作家さんがまだ世に出る前に描いてくれた作品だと言います。
ワインの合いそうなお洒落な店内の「Brasserie Ray farm」は、顔の見える生産者が作る、店主が美味しいと思った食材のみを直送で仕入れる、こだわりのレストランです。イタリアンやフレンチのメニューが主となります。
大原野インゲン、八木インゲン、長岡京はじめ乙訓の筍、菜の花、みどりナス、九条ネギ、大黒しめじ、丹波篠山地方の食材など、できる限り地産地消を心掛け、店主の中岡 勤さんが直接生産者を訪れ、納得した食材を使用しています。
黒毛和牛を使った「和牛ハンバーグのセジーニャ」と「長岡京産 筍のソテー アンチョビバターで」を注文しました。ほこっとやわらかいチーズ煮込みのハンバーグが美味すぎる一品。時期的には最後の駆け込みになりましたが、地元産の筍も濃厚なバターと絶妙に絡み合って美味。
十分満足していたところに、本来はコースメニューの、土づくりからこだわった久御山のトマトを使い、丸1日かけて濾したという「黄金のトマトス-プ」を出していただきました。見た目は透明感のある金色のスープ、一口含むと、むっちゃトマト、しかもこんなにも豊潤な味を初めて体験しました。まさに極み。
真鯛のグリル ブイヤベースや京都では3店舗しか扱いがないという幻の島根県奥出雲和牛のいちぼのグリル、鴨ロースなど季節に応じたメニューがあります。なかなか飲食店に卸さないと言われる赤尾屋のはりはり漬けを入れたポテトサラダも、食感が心地よくお薦めです。
お箸を出してくれるのも嬉しいところ。コロナ禍前からすると、まだ7割程度だそうですが、オーナーはじめ、テンション高めの明るいスタッフが出迎えてくれますので、ぜお気軽に訪れてみてください!
Brasserie Ray farm 京都府長岡京市開田1-2-5 HMNビル1F