【札幌市中央区】「丸井今井札幌本店創業150周年企画 北海道の新しいをはじめる」北海道を感じる企画展
「丸井今井札幌本店創業150周年特別企画 Life is Craft Hokkaido 〜北海道の新しいをはじめる〜」が3月9日から開催(~14日)。北海道の先住民族であるアイヌ民族が大切にしてきた文化や自然。今、注目されているサステナブルな動向にもリンクしたステキなものたちが集結したステキな企画展にお邪魔してきました。
北海道の始まり
1869(明治2)年、明治政府から「蝦夷地」を「北海道」と呼ぶことが決まり、開拓使を設置されました。150年余りに及ぶ“北海道”の始まりです。
北海道にはアイヌ民族が先住していました。「アイヌ語」を使い、自然界すべての物に魂が宿るとされている「精神文化」、祭りなどの行事で踊られる「古式舞踊」、言葉にかわる独特な「文様」による刺繍や木彫りなどの工芸品など、固有の文化を発展させてきました。
丸井今井札幌本店創業150周年企画
アイヌ民族の“自然と共存する文化”や価値観が、今、注目されているサステナブルな動向にもリンクして、独自のアイヌ文様が現代風にデザイン化されたり、普段使いのアイテムに使われたりしてステキなグッズがいろいろ登場。また、北海道の自然の恵みを利用したサステナブルなものもどんどん生み出されています。
丸井今井札幌本店では、「北の新しいカルチャーがここからはじまる。未来をつくる新しい暮らしに出会う 6日間」と題した企画展が開催中です。
北海道を愛し暮らすバイヤーが選んだ、北海道を拠点に活躍する約40のクリエイターが出店しています。
北海道の魅力満載
とてもナチュラルな感じの会場です。使用されている木々は札幌近郊の山林のもので、2022年12月から23年3月にかけて剪定や伐採されたもの。本来、木の特性上必要だったり、環境整備のための伐採などですから、環境に負荷をかけて切られたものではありません。また、展示会が終了後も元の山林に戻したり、関係者によって再利用されるんだそうです。
エシカルな商品もいろいろありました。私が気になったのがこちら。
その一つ、東川の「lampo」のはちみつ蜜蠟のキャンドル。東川近郊の蜂の巣から精製した蜜蝋で蜜蝋キャンドルを制作。蜜蝋キャンドルのやわらかな灯りが使う人の心を優しく照らしてくれます。クリエーターの方は、「蜜蝋キャンドルを通して蜜蜂の織りなす世界を知ってもらい、自然との繋がりを感じて頂けたらと思います」と話してくれました。
ミツバチと人間との関係の歴史は長くて深いなーと、お話を聞きながら思いました。
こちらは「UPCYCLE HOKKAIDO」の作品で、私が一番気に入った作品たち。本来お金を掛けて捨てていた物に付加価値を付け、世に送り出す“アップサイクル”を推進するクリエーター。主に建築端材や木材の廃材などを集めた作品作りをしています。
スケートボードから作られた「靴ベラ」。層になって作られているボードや表面の柄が生かされ、どれ一つと同じものがない作品です。
こちらは「かっさ」。スケートボードのほか、ウッドデッキや家の柱の端材などから作られています。実は私、大きいサイズのかっさがほしかったのでで、小さなかっさのような色がカラフルなものが出てきたら教えてもらうことにしました。
こちらは、札幌でしか採掘できない「札幌軟石」という、南区で産出する凝灰岩の石材を使ったアクセサリー。札幌軟石は、明治時代から昭和初期にかけて札幌や小樽周辺の建物の建設資材として用いられていました。それを使用した「Liaison」のアクセサリー。
北海道のはじまり・アイヌ文化
アイヌの生活や文化からインスパイヤ―されたステキなグッズもいろいろありました。
道内各地からの美味しいものも!
道内各地からの美味しいスイーツやパンなど美味しいものがいろいろ集結しています。
こちらは石狩市浜益の「久慈農場」のお米と米粉など。
こちらは前もご紹介した「Aivalley MIYANOMORI」のハチミツです。伊達市大滝地区にある非加熱の天然はちみつを作っているところです。赤いハチミツは、大滝産でベリーの仲間のアロニアとハチミツを組み合わせたもの。スーパーフードとも言われているアロニアは北海道の中でもほとんどが大滝区が占めています。
今回はこちらを家に連れてきました!
今朝、パンケーキを焼いてみましたよ!
ぜひ、お気に入りを見つけに行ってくださいね。
<丸井今井札幌本店創業150周年特別企画 Life is Craft Hokkaido 〜北海道の新しいをはじめる〜>
*開催場所:丸井今井本店9階催事場(札幌市中央区南1条西2丁目)
*TEL:011-205-1151(代表)
*開催期間:3月9~14日
*開催時間:10:30~19:30(最終日は17:00終了)