【英会話】「cut to the chase」ってどんな意味?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「cut to the chase」の意味を例文を使いながらご説明します。それでは例文を見てみましょう。
例文1
A: I have some bad news. I don’t know how to tell you this.
B: Just cut to the chase. What happened?
AさんがBさんに、「悪い知らせがあるんだ。どう伝えたらいいかわからないよ。」と言いました。それに対してBさんは、「Just cut to the chase. 何があったの?」と答えました。
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それでは次に例文2を見てみましょう。
例文2
A: I have a business proposal for you. It’s a great opportunity and I think you’ll be interested. That's related to what you talked about last time.
B: Okay, cut to the chase. What’s the proposal?
AさんがBさんに、「あなたにビジネスの提案があるんです。とても良い機会なので、きっと興味を持っていただけると思います。前回あなたが話したことに関連するんですけどね。」と言いました。それに対してBさんは、「わかりました、cut to the chase. 提案は何ですか?」と答えました。
これらの会話から「cut to the chase」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。
cut to the chase = get to the point
「cut to the chase」は「get to the point(要点を言う)」という意味になります。もともとは、映画の中で退屈な長い会話や説明を省略し、クライマックスの追跡シーン(chase scene)に移ることを意味していました。話が長くなりそうなときや、話が脱線しているときに、話の要点を単刀直入に言ってもらいたいときに使われます。
例文1では、Aさんから悪い知らせがあると言われたBさんが、「Just cut to the chase. What happened?(要点を言って。何があったの?)」と言い、詳細を早く聞き出そうとしていました。
例文2では、Aさんからビジネスの提案があると言われたBさんが、「Okay, cut to the chase. What’s the proposal?(わかりました、要点を言ってください。提案は何ですか?)」と言い、提案の内容を早く聞き出そうとしていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?話が長くなりそうな時や、話の要点が知りたい時に、「cut to the chase」を使ってみてください!
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