CLS（コミュニティリーダーズサミット）は、コミュニティマーケティングの手法を使い、地域課題の解決に取り組む人と、外部にネットワークを持つ人をつなぎ合わせ、地域の課題解決を前進させる取り組みで、高知県ではじまり、現在 道東、東京と開催地が広がっています。

CLS三島らへんの関連イベントとして企画された今回のツアーは、世界文化遺産都市富士宮で『富士山麓の湧水を見て・触れて・味わう1日』「富士山が平等に見える街」富士宮で、仕事を忘れて遊んでみませんか？というもの。

先週末開催されたこのツアーに富士宮市民の私も、参加させて頂きました。

富士宮駅南口に集合し、それぞれ自己紹介からです。

社会に出ると、異業種の方々と行動を共にする機会はなかなかありません。

最初からドキドキでしたが参加者の皆さんの和やかな雰囲気にほっとしてご挨拶をさせて頂きました。

最初に到着したのは田舎蕎麦やニジマス料理を食べることが出来る『みつばつつじの家』です。

現在は通行止めになっている下部温泉までつながっているという道を通ると、百合の良い香り、鳥の声、川のせせらぎが聞こえて、思わず深呼吸したくなります。

高尾山から大阪まで続く東海自然歩道を歩き、みつばつつじの家のオーナーが案内してくれた場所は、秘密にしておきたいとっておきの場所！

地域ライターとして観光名所はあちこち歩いている私ですが、こんな素敵な場所があるとは知りませんでした。

芝川の源流だけあり、足を入れると暑さが吹き飛ぶくらいの冷たさに、一瞬で体が清涼感に溢れます。

そして、陣馬の滝へ。

昨年の福山雅治さんが出演した『富士山の天然水』のCMのロケ地にもなり、多くの方で賑わっていました。

富士山麓の湧水で思いっきり遊んだ後は、『みつばつつじの家』を貸し切り、心も身体もホッとする田舎蕎麦や富士宮市の特産品でもあるニジマス料理を頂きます。

築150年以上という古民家。トタン屋根の下は茅葺屋根なんだそう。

庭には静岡県指定天然記念物である推定樹齢600年を越える、日本最大級の樹高4.5ｍという大きなミツバツツジがあります。

数年前の台風で半分折れてしまったミツバツツジですが、「また今までのように咲いて欲しい」そんな思いに答えるように力強く枝を伸ばしていました。

富士宮の育む豊かな食を頂いた後は、第6回富士宮市景観賞　最優秀賞を受賞した酒蔵『牧野酒造』へ。

9代目の当主 牧野利一社長の酒造りへの想いを伺いながら、酒蔵の見学、試飲までさせて頂きました。

日本酒造りにおいては、すべて富士山の湧水を使用し、１つ１つの工程にもこだわりと信念を持って作られている牧野酒造の日本酒は、料理に合い、だんらんのひとときの和やかな時間にぴったりです。

そして最後は、全国に祀られた1300余の浅間神社の総本宮富士山本宮浅間大社へ。

富士山本宮浅間大社の参拝と国の特別天然記念物湧玉池に行き、ゆったりとした時の流れを感じます。

地元人としてこのツアーに参加しましたが、富士宮ってこんなに楽しい場所だったの？こんなに魅力的だったの？と新しい発見が多い一日でした。

そしてご一緒したのはこのツアーで初めて出会った方々ばかりでしたが、終了時には別れが惜しくなるくらい楽しい時間でした。

富士宮市は東京・名古屋から日帰りで来ることができる世界文化遺産都市であり、富士山本宮浅間大社を有する、名実ともに富士山の街。

これからも定期的に今回のツアーを企画して富士宮の魅力を多くの方々に発信してもらいたい！

そして、まだまだたくさんの見所、おいしいもの、楽しいところがある街、富士宮に魅力に引き込まれました！