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【頭のいい人がやっている】敵を味方にする方法4選。最後の1つはすぐに使える!

はるママ読書家

こんにちは!はるママです。

あなたは敵を作りやすいタイプですか?それとも周りは味方でいっぱいですか?

私の場合、敵とまで思わないけれど、ちょっと苦手な相手や、意見が食い違ってしまう人と出会うことが、ときどきあります。

実は頭のいい人たちは、そういった面倒な相手ごとに、対応を変えているんですって。

私はこのことを、中野信子さんの著書【世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた】を読んで学びました。

というわけで、この記事では、頭のいい人がやっている「敵を味方に変える方法」を4つご紹介します。

1.まずは受け入れ、時間をおいて再度交渉

意見を聞いてくれない相手が、敵になってしまうことって、ありますよね。

そんなときは、「先に相手の意見を受け入れる」という手を使います。

「よく考えてみたら、やっぱりあなたが正しいと思う」

そう伝えることで、相手はあなたの判断力に一目置くようになるでしょう。

それから二晩くらいおいて、相手が「ちょっとくらい譲歩してあげてもよかったかなぁ…」なんて思い始めた頃を見計らい、「無理だということは承知しているのだけど…」と再度交渉してみます。

もちろんこちらも譲歩の姿勢を見せて、うまく話をまとめましょう。

2.サボり癖のある人を、あえて監督役にする

やるべき仕事をサボる癖がある人には、どう対処したらいいでしょうか?

あなたに任命権がある場合、「その人を指導役とか監督役にしてしまう」という手があります。

「サボっていた自分」「『サボるな』と言わなければいけない自分」の葛藤が生じ、それをなんとか正そうとする働きが、心理的に起こるそうです。

その人の自己評価が高い場合には、後者が勝ち、指導役をこなすモチベーションが高くなります。

当然、自分自身がサボることは、なくなりますよね。

3.嫌がらせをしてくる人にアドバイスを求める

嫌がらせをしてくる相手には、あえて、その人に直接、その内容についてのアドバイスを求めてみます。

人間には、自分が正しい立場でいたいという欲求があります。

あなたに対して相手がアドバイスをすると「アドバイスを役立たせたい。自分が授けた知恵を正解にしたい」という心理が働くので、自然と嫌がらせをするモチベーションが下がっていくようです。

4.盛大に褒めてから、行動だけサラッと否定

あなたは、ルールを守ってくれない相手に困ってしまうことってありませんか?

「ルールは守るべきだ」「ルールに従いなさい!」と直接的に訴えたところで反発され、相手が敵になってしまうのは、目に見えていますよね。

この場合、相手をとりあえず全力で持ち上げてみましょう。

批判は一切せず、盛大に褒めて称賛することを、少なくとも数分間続けます。

相手の気分が上がってきた頃を見計らい、直してほしい行動について「それは、ありえないよね~」とサラッと伝えます。

相手の人間性については触れずに、困った行動だけを否定するのがポイント。

すぐに使えて、効果的な方法です。

まとめ

「頭のいい人」というと、「なんでも一人でできちゃうパーフェクトな人」と思われがちですが、実は頭を使って、したたかに敵を味方に変えているのですね。

世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた】という本は、「脳を活用してパフォーマンスを最大限発揮する31の仕事術」を教えてくれます。本書に出会えたこと、感謝しています。

この記事で ご紹介した他にも有益な情報が満載ですので、気になる方は、ぜひ読んでみてください。

【参考文献】
世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた
中野信子・著  アスコム

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

誰だって敵は作りたくないし、無駄な争いは避けたいですよね。「敵を味方にする方法」が、少しでも あなたのお役に立ったのなら、幸いです。

読書家

7歳娘と5歳息子の子育ての傍ら、趣味で年間100冊以上の本を読んでいます。今まで、読書によって救われたことが何度もありました。小さな気づきが、人生を大きく変えることってありますよね。私の「読書からの学び」を綴った記事が、あなたのお役に立つのなら、幸いです。この出会いに感謝しています。

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