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なんだかスッキリしないクローゼットの見た目を一気にスッキリさせる裏ワザ

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

自分らしい暮らしの作り方、藤原友子です。

春本番、暖かくなったらおしゃれをしてお出かけをしたくなります。そんな時に気になるのが、クローゼットのごちゃごちゃです。

そのよくある原因は服が多すぎることや、着たい服がないこと。

今必要な服を選び残し、服の量を見直すのが一番スッキリする方法なのですが、なかなか時間がかかるものです。

そこで、今日は一気にクローゼットの見た目をスッキリ整えるワザを紹介します。

ハンガーを統一することで一気に整う

それは、ハンガーを統一すること。

人が受けとる情報の8割が視覚だといわれます。

なんだかごちゃごちゃしているように感じるのは、視覚に入る色々なモノの色が大きく関係しています。

ホテルやモデルルームが、スッキリ見えるのは使用する色が厳選され、統一されているからです。

さすがに、クローゼット内の洋服の色を統一することはできませんが、統一することができるのがハンガーです。

同じハンガーに統一することで、洋服の肩のラインが一直線にキレイに並び、ハンガーの色が統一されたことで、洋服の色が際立つのです。

ハンガーを統一する前
ハンガーを統一する前

ハンガーと統一した後
ハンガーと統一した後

私は、ジャケットなど肩に厚みのある服と、薄手の服、パンツやスカート用のハンガーを活用し、種類を統一しています。

クリーニング店からもらうハンガーはどうする?

我が家は、クリーニング店から持ち帰る針金ハンガーは使いません。

針金ハンガーは持ち帰り用と考え、せっかく手に入れた大切な服は、自分が選んだハンガーに掛けています。

もし、一気にハンガーをそろえるなんて、めんどうくさいと思う方は、

統一感のないハンガー
統一感のないハンガー

プラスチックの黒いハンガーなどシンプルなハンガーを残し、種類を統一するようにしてみてください。

押し入れから出てきた大量の
押し入れから出てきた大量の

ハンガーは、大切な洋服の休息場所

2022年4月1日より「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(プラスチック新法案)が施行されました。

手に入れたプラスチックハンガーを大切にクローゼットで使うかクリーニング店の回収サービスを利用し、クローゼットでは自分の選んだハンガーを使うか、いずれにせよ安易にプラスチック製品を増やし廃棄するのではなく、大事に活用することが重要だと思います。

普段、私たちのために頑張ってくれている洋服が、次に活躍する時まで休む場所がクローゼットであり、ハンガーです。

洋服の形状に合わせハンガーを用意するのが一番重要ですが、それに加えハンガーを統一することで、クローゼット内に統一感が生まれ、洋服を大切に扱おうとする気持ちも大きくなります。

洋服を買う時は、とても楽しい瞬間です。ぜひその楽しくウキウキとした瞬間が長続きし、より手にした洋服を大切にするためには、クローゼット内の見た目が重要です。

クローゼット内の見た目をスッキリ整えるために、まずは、ハンガー選びを意識してみてはいかがでしょうか。

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ) 

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。長男との片づけバトルでモノを「選ぶ」ことの重要性に気づき、「選ぶ」から始める片づけや暮らし方を伝える活動中。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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