【たつの市】城下町・龍野の老舗旅館に桂南光さんを迎えて「笑竹落語会」開催。優待券や抽選券付もうれしい
来る10月26日、播磨の小京都・龍野の城下町に溶け込む老舗旅館「片しぼ竹の宿 梅玉」を会場に落語会が開かれます。出演者はテレビやラジオでおなじみ、桂南光さんと桂弥壱さん。チケットには福引抽選券やたつの市内の店舗でお買い物ができる優待券も付いていて、落語を楽しむだけでなく、何度でもおいしいイベントです。
龍野は「播磨の小京都」と呼ばれる、風情豊かな城下町。まちのシンボルである龍野城の麓に広がるエリアは、情緒があって町歩きにもおすすめです。
そんな城下町・龍野を落語とともに楽しんでほしいという思いで企画されたイベントが「笑竹落語会」です。
城下町で落語会が開かれるのは、今年で2回目。昨年は常照寺の本堂を会場にして行われました。
南光さんと西播磨のとのご縁は、実はもっと長いのをご存知でしょうか。
南光さんは、桂べかこから南光へ襲名したタイミングで、「南光」という名前のご縁で旧南光町(現・佐用町)の「南光坊 瑠璃寺」で、1995年から2020年の25年間に渡り落語会を開いていました。
瑠璃寺本堂で開かれていたこの会のお世話をしていたのが、今回の落語会を主催する「はりまジャンボリーラボ」のメンバー。たつの市内で自営業をする有志の会です。「一度ぜひ、龍野の城下町で」とオファーをしたのがきっかけだったそう。
今回の落語会は、桂南光さんと桂弥壱(やいち)さんが一席ずつ披露します。
南光さんいえば、テレビやラジオなどでもおなじみ、関西では売れっ子の人気落語家さんですが、爆笑ネタや人情噺のネタは彼の持ち味を生かしたもの。古典を今の時代に合わせて自分なりの工夫やアレンジを加えた噺はオリジナリティもあって、南光さんならではですよね。
また弥壱さんは、桂米朝一門の若手ホープです。「米朝一門若手会 新 俺が一番おもろい」などにも出演する、今勢いのある噺家さんです。
この落語会の醍醐味としては、マイクを通してではなく、落語家さんの生の声がきけること。また、全130席ほどのこぢんまりした会場なので、落語家さんとの距離が近いこと。より臨場感を満喫できるのもうれしいですね。
第一部、第二部とも各130席、用意しています。
今回の会場は、寅さんの舞台にもなった老舗旅館「片しぼ竹の宿 梅玉」です。
たつの市でロケが行われた『男はつらいよ』シリーズ第17作で、寅次郎が宿泊し宴会などが行われたのがこの梅玉旅館。現在も営業中で、作品撮影時の資料が展示されているんですよ。
こちらがチケットです。
「福引抽選券」と「優待券」付なのがうれしいですよね。
「福引抽選会」は、南光さんがMCになり落語会後に行われるもの。特賞としては、南光さんの直筆サイン、瑠璃寺住職のご朱印、ぶっちゃーのタレ、関西食品工業の揖保乃糸などを予定しています。
「優待券」は、たつの市内で食事やお買い物に利用できる300円分のチケットです。12月26日まで有効期間があるので、落語会の帰りに使ってもよし、また次回たつのを訪れたときに使ってもよし。
参加店は、革の森、関西食品工業、クラテラスたつの、珈琲 紫園、末廣醤油、ぶっちゃー太子店、梅玉とバラエティー豊かにそろっています。醤油、ソーメン、皮革といったたつのの名物を買うのに利用できるのがうれしいですね。
当日は自由席なので、第一部、第二部とも開催の1時間半前から整理券を配布します。入場は整理券の順に案内してくれるので、開演までの時間は、城下町散策を楽しんではいかがでしょう。
入場券を買いに龍野に来る→落語会当日龍野に来る→優待券を使ってお買い物をしに龍野に来る…こんな感じで、落語会がらみで何度も龍野を訪れる機会になるわけです。
「よりたつのを知り愛してもらえるきっかけになれば」と実行委員の一人。
チケットの発売場所は、クラテラスたつの、ぶっちゃー太子店、関西食品工業の3カ所。遠方の方は、チケットや郵送(手数料200円)もできますので、気軽にお問い合わせを。
笑竹落語会
とき=10月26日(日)
第一部11:00~12:00(整理券配布9:30~)
第二部14:00~15:00(整理券配布12:30~)
ところ=片しぼ竹の宿 梅玉(たつの市龍野町本町4)
入場券=3,000円(福引抽選券、優待券付)
問い合わせ・申し込み=瑠璃寺(0790-77-0450)