メリークリスマス、ベーグル犬８８５です。

＊＊＊MERRY CHRISTMAS＊＊＊

先日紹介した幼稚園の隣の教会。

散歩中に立ち寄ったライトアップされた少し古い（レトロな）教会を調べてみると、びっくりするほど歴史のある教会でした。ベーグル犬８８５なりに調べてみました。

都城妻ヶ丘教会の歴史

都城妻ヶ丘教会はプロテスタントの日本基督教団という宗派に属する教会です。

都城で第一号のクリスチャンと言われた歌人の池袋清風氏が同志社英学科（今の同志社大学）の学生だった頃、実家があった八幡町で伝道を始めた。と記録があります。その一時帰省して伝道した1883年（明治16年）の冬がスタートだとすると、140年近い歴史があるという。資料によると、創立記念日は1896年（明治29年）10月17日とありますので、本格的な教会（都城組合教会（日本組合基督教会の教会））のスタートからは125年あまりです。

1907年（明治40年）桜ノ馬場町（今の八幡町）に宣教師クラーク氏が建築費の殆どを負担して都城桜馬場教会が建築されたそうです（写真①）。

しかし戦争の影響（政府の方針）で、1942年（昭17年）に教会堂は取り壊されました。その後も近くにあった病院内の医師の自宅（医師はクリスチャンだった）で礼拝が行われていましたが、1945年8月6日の都城地区大空襲により周辺が焼け野原となり、病院も焼けてしまったので、都城櫻馬場教会は完全に失くなってしまいました。

戦後しばらくは、医師会館を利用し集会が行われていたそうです。

1949年（昭和24年）日本基督教団本部の戦災復興教会堂建築計画により、教団の承認を受けて現在の場所（中原町）にチャペルを建築することとなりました。

そして1951年、現存する「日本基督教団　都城妻ヶ丘教会」がスタートすることとなったそうです。

それに伴う記念集会にはなんと、あの賀川豊彦が訪れています。

これが今の都城妻ヶ丘教会の始まりなので、この教会堂は72歳ということですね。

隣にある妻ヶ丘幼稚園は教会堂の完成とともに準備が始まり、同年6月に開園し、翌年の3月に第１回卒園式が行われたそうです。

歴史ある教会なんですね。

内山牧師（妻ヶ丘教会第12代牧師　兼　妻ヶ丘幼稚園園長）、情報ありがとうございました！

（参考資料：日本キリスト教団都城妻ヶ丘教会『創立100周年記念紙』）

今も30人ぐらいの信者がいて、毎週礼拝が行われている礼拝堂。

クリスマス礼拝

クリスマスイブ礼拝　24日（土）　１９：００〜

クリスマス礼拝　　　25日（日）　１０：１５〜

集会に興味がある方はお問い合わせの上、感染対策をしてご参加ください。

都城には歴史的に興味深い場所がたくさんありますよね！

これからも行き当たりばったりですが、好奇心旺盛な筆者が興味持ったものをブログに載せていきたいと思います。

それでは、素敵な週末になりますように！

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