【新宿区】クリスマスに物語をプレゼントしませんか?京王百貨店では12月6日まで名作絵本のグッズも販売
今年も、もう12月。季節の移ろいに実感の持てない今年の気候でしたが、街に出ると美しい飾り付けも増え、クリスマスが近づいてくることを感じますね。
今回は絵本を愛する方へ、ワクワクするイベント「100年愛される絵本の世界~KAISEI-SHA~」をご紹介いたします。
東京では初開催の本イベント。「クリスマスプレゼント、何にしよう?」と考えている方へも、ご参考になれば幸いです。
京王百貨店新宿店
新宿駅西口からすぐ近くにある京王百貨店新宿店。
正面玄関を入ると、きらきらと輝くクリスマスの装飾が迎えてくれました。
このクリスマス装飾の左側に、「100年愛される絵本の世界~KAISEI-SHA~」の特設会場があります。
「100年愛される絵本の世界~KAISEI-SHA~」
子どもの本で有名な偕成社は、1936年創業の出版社です。新宿区市ヶ谷に本社があり、大人気の「ノンタン」シリーズのほかにも、『はらぺこあおむし』などの良書を多数出版しています。
今回のイベント会場には、名作絵本とグッズがたくさん並べられていました。多種多様な商品に、思わず目移りしてしまいます。
絵本から飛び出したノンタン。すこし大人っぽい色合いのグッズもありました。
ノンタン以外にも、『おばけのバーバパパ』のような名作から、「ほげちゃん」シリーズのような新しい本も並んでいます。すでに名作をたくさんお持ちの方にも、新しい出会いがあるのではないでしょうか。
ノンタンのネームステッカーを作ることができる機械もありました。これにはめったに出会えません!
文字の配置は1行、または2行に分けて印刷できます。1行に7文字まで入力可能です。
『ノンタンのたんじょうび』から生まれたクッキーもありました。可愛いイラストの缶入り。ノンタン好きにはたまりません!
7階書籍「丸善」とのスタンプラリーも
今回のイベントでは、スタンプラリーも開催されています。1階の特設会場と7階の書籍「丸善」でスタンプを集めると、プレゼント(数量限定)がもらえます。
7階の書籍「丸善」では、クリスマスのプレゼントにぴったりな本がたくさん並んでいました。
クリスマスの装飾も目に楽しい書棚。こちらの右側にスタンプコーナーがあります。
ちなみに、このコーナーの向かい側にはベビー休憩室と授乳室があります。小さなお子様連れで来店の際には、お世話しながら大人も一緒に休憩されてはいかがでしょうか。
12月2日(土)は『ふしぎ駄菓子屋 銭天』シリーズの紅子さんに会える
12月2日(土)には、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズの紅子さんとのグリーティングイベントが開催されます。
【時間】
1回目:午前11時30分から
2回目:午後1時30分から
3回目:午後3時30分から
【場所】
(1回目、2回目)1階正面入口イベントスペース横
(3回目)7階の書籍「丸善」
【整理券配布】
12/2(土)朝10時から
・1階「100年愛される絵本の世界~KAISEI-SHA~」会場:先着50名様(各回25名様)
・7階の書籍「丸善」お勘定場:先着25組様
※定員になり次第、配布は終了となります
ノンタンの魅力は、楽しいだけにとどまらない!
1階のスタンプコーナーの奥には、靴を脱いで上がれるスペースがありました。
子どもの目の高さに合うところに、ノンタンについての紹介が掲示されていました。読んでみると、ノンタンの新たな一面を知ることができました。
ノンタンの始まり(1976年)についてや、ノンタンの妹タータンは耳がきこえないこと。そして病院で(大人でも痛くて大変な)治療を受ける『ノンタンがんばるもん』など、エピソードを交えて紹介されていました。
病気やけがの治療には、時に子どもが痛くて怖いと思う検査もあります。それらを受ける子どもたちを支えるために、ノンタンが頑張っていたとは……!親しみやすいノンタンだからこそ、できることかもしれません。
ちなみに『ノンタンがんばるもん』は、まだ言葉を話す前のわが子(当時1歳)にも響くものがあったようで、初めて読んだときには、5回連続で読んでほしいとせがまれました。
「ノンタン」シリーズは、子どもが繰り返し読みたくなる魅力にあふれていますね。
物語は、困難な状況にある人を助ける力もある。
そんなことを、ノンタンと作者のキヨノサチコさんから教わることができました。
絵本は、子どもから大人まで、幅広い読み手が読者になれます。かつて子どもだった自分が胸をときめかせた物語でも、新作でも。これから大人になる小さな人へプレゼントしてみませんか。きっと、長い時を超えて友だちでいてくれることでしょう。
「100年愛される絵本の世界~KAISEI-SHA~」で出会える物語は、親から子へ、子から孫の世代へと読み継ぎたくなるような物語ばかり。100年愛され続ける魅力がある、と感じました。