【京都市上京区】境内には猪がいっぱい 足腰を守る 珍しい「いのしし神社」
足腰が痛いときにはいくつかの対処法がありますが、神頼みしたいときにおすすめの神社があります。
京都御苑のすぐそばにある護王神社(ごおうじんじゃ)は、桓武天皇の平安京遷都に貢献した和気清麻呂(わけのきよまろ)とその姉の和気広虫(わけのひろむし)をまつる神社。足腰の病気・怪我の回復にご利益があることで知られています。
護王神社が一風変わっているのが、境内に多くの猪が展示されていること。
ここにも、
ここにも、
ここにも。
狛犬も、犬ではなくて狛猪です。
かわいい…
このように猪たちが境内を賑わせていることから、護王神社は「いのしし神社」としても有名です。
では、なぜ護王神社が「いのしし神社」であり、足腰の守護神になったのでしょうか。
和気清麻呂と猪の関係
和気清麻呂は平安時代初期の政治家です。「怪僧」道鏡が皇位簒奪を企てた際、この野望をくじきますが、これが原因で道鏡から恨まれてしまい、配流されます。
その際、道鏡から送り込まれた刺客に襲われますが、突然現れた300頭の猪によって救われました。この時に怪我をした足が治り、清麻呂は歩けるようになったといいます。
この伝説から和気清麻呂をまつる護王神社は足腰の守護神となり、狛犬ではなく狛猪が置かれ、多くの猪が飾られているのです。
和気清麻呂とこの伝説については、神社の壁でも説明されています。
足腰のご利益
足腰にご利益のある護王神社には、足腰の病気・けが平癒、足腰の健康・安全、スポーツ守護のご利益を求めて多くの人が訪れます。
腰痛持ちの自分も、腰がよくなるように祈ってきました。
足腰にお悩みの方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。ただ、確実に治すためには病院や整体に行ったうえでお参りすることをおすすめします。
護王神社
住所/京都市上京区桜鶴圓町385
電話/075-441-5458
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