6月12日の関連記事
【6月12日の関連記事スクラップ/大学入試日程、予定通りへ】
本日の大学・就職・教育・キャリア関連記事をスクラップ。
大学入試の日程について、全国校長アンケートの結果が公表。これを受けて各紙が報じる。69%が現状維持希望とのことで、共通テストは予定通り1月16・17日実施となる見込み。
産経「共通テスト予定通り 「さらなる混乱」回避 日程調査 実効性に疑問」記事は、他紙にない鋭さ。
神奈川県の県立高校長は、アンケートでは日程の後ろ倒しを選択したことを明かした上で「休校中には教員たちが(遠隔授業用の)動画を作るなど努力をした。それでも予定通りだと厳しい」と語った。
また、都市部より休校期間が短かった地方の高校が「予定通り」を多く選択したと予測し、「地方との間で温度差がある」と指摘。さらに授業のオンライン化などに投入可能な資産が豊かで、授業の進みが早い私立高校も調査対象となっていることで「もともと分が悪かった」と調査の意義に疑問を呈した。
休校期間の短い地方、そもそも受験対策が進んでいてコロナ休校でもオンライン授業などが展開できた私立校は、現状維持を選択するに決まっている。
このことを指摘したのは産経のみ。
とは言え、後ろ倒しでも、入学時期の臨時変更でも、現状維持でも問題は山積。
どの選択のマイナスが少ないか、考えていくと現状維持も止む無しか。
毎日は1面に高校入試の範囲縮小か現状維持かの教育委員会調査を掲載。関連記事を23面・社会面にも大きく出す。
これもまた大学入試日程と同様、難しい問題。
毎日・社会面記事に出ているが、越県受験の場合、どうするか。
全国で唯一感染者が出ていない岩手県では、通常通りの出題範囲を予定するが、「他県の性とへの対応は今後検討が必要になってくる」(県教委)
記事では、範囲をどこまで狭めるか難しい、との意見も掲載。前例のない話で、どこまで公平性が担保できるか、難しい問題。
就活記事は本日は少なめ。解説は有料版で。
●朝日新聞
実習中止に学生悲鳴 看護師・医師…国家資格目指すが(3面・7段)
大学入学共通テストの日程 7割の高校「予定通り」希望 文科省調査(3面・4段)
ネットでの学び、出席扱い模索 不登校の小中学生ら 文科省「校長判断で」(31面・7段)
高校生の就活1カ月後ろ倒し 厚労省など コロナ影響で(31面・2段)
●読売新聞
論点スペシャル 「活字の学び」魅力と大切さ 東京大学薬学部教授・池谷裕二氏 作家・鈴木るりか氏(12面・4段)
オンラインで学ぶ・2 課題の掲載・提出 HPで(23面・4段)
「1人1台」今年度中にも(23面・2段)
民具 学校で保存、授業で活用(23面・5段)
高校生就活解禁 10月に変更発表(25面・3段)
高校入試 範囲縮小動き コロナ休校 東京と奈良は決定(25面・4段)
大学入試の日程「予定通り」7割 全国の高校長希望(25面・2段)
●毎日新聞
4都県 出題範囲縮小検討 高校入試47教委調査(1面・6段)
→関連記事 入試出題縮小 中3「早く決めて」 教委、線引きに苦慮(23面・6段)
都立高出題範囲を縮小 21年入試 3か月分程度(19面〈東京〉・5段)
共通テスト日程校長7割が支持 来年1月実施予定(21面・3段)
高校生就活10月から 厚労省 コロナで1か月遅れ(23面・2段)
●産経新聞
共通テスト 予定通り 来年1月16、17日で調整(2面・3段)
就活リサーチ 初任給の「脱・横並び」7割が賛成(12面・2段)
共通テスト予定通り 「さらなる混乱」回避 日程調査 実効性に疑問(24面・6段)
都立高の入試 出題範囲縮小(24面・2段)
●東京新聞
高校生就活1か月遅く(4面・2段)
共通テスト「予定通りに」69% 文科省調査 1月実施軸に調整(24面・4段)
5教科出題範囲を縮小 都立高入試 中3漢字を除外(24面・2段)
●日本経済新聞
迫真 揺れる就活・4 「第二の氷河期つくらない」(2面・2段)
高校7割「予定通りに」共通テスト実施時期巡り(32面・4段)
高校生の就活開始1か月延期(32面・2段)
※この記事は上記部分までは、石渡嶺司の個人ブログhttps://reiji0.exblog.jp/ で読むことが可能です。
本記事では、読者対象である採用担当者の方に向けて「採用担当者がおさえておきたい記事3選」とその解説を加筆しています。
本日は約1600字、加筆しました。
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