【成城石井】初の「タイフードフェア」を開催!総菜からデザートまで最大63品が勢ぞろい
スイーツコンシェルジュの南森エレナです。スーパーマーケット「成城石井」と成城石井が運営するワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」にて「タイフードフェア」を4月26日より開催しています。
現地から自社輸入した商品や、タイフードと一緒に楽しめるドリンクなども合わせて最大63品が揃い、一部商品はネット限定セットとしてオンラインショップでも販売しています。
この記事では多くのラインナップの中でも、タイ国政府観光庁お墨付きの自家製タイフードをご紹介!一部の商品を実際に食べてきました。購入時の参考にしてくださいね。
総菜からデザートまで最大63品が勢ぞろい
ここ数年の日本は早い時期から厳しい暑さに見舞われ、アジア料理などのエスニック系惣菜や料理の人気が高まっています。そこで成城石井が改めて着目したのがエスニック料理の代表格、タイ料理。
タイは東西南北4つの地域に分かれており、マイルドなものから発酵調味料が特徴的な料理など、豊富なバリエーションがそろっています。
今回のフェア対象商品は、自家製惣菜からデザート19品、グロサリー33品、デイリー2品、青果1品、菓子1品、酒7品など最大63品。
自社セントラルキッチンの料理人が手掛ける自家製新商品8品のほか、現地から自社輸入した調味料や、タイフードと合わせて楽しめるドリンクなどを展開しています。
日本人にも親しみやすい味わいの総菜系が人気
開発者によると、特に総菜系は日本人にも親しみやすい味わいになるように重要視したのだそう。タイ料理はスパイスや複雑な調味料を多く使用する料理が多く、専門店に行く方も限られてしまい、味の好みが分かれるのも正直なところ。
総菜だったら自宅で気軽に楽しめるので、この記事を読んで興味があるものがあったらぜひ試してみてほしいです。
タイ風鶏挽肉とスーパー大麦の春雨サラダ(ラープ・ウンセン)
まずはサラダからご紹介しましょう。ラインナップの中に春雨サラダが2種類あり、この「成城石井自家製 タイ風鶏挽肉とスーパー大麦の春雨サラダ (ラープ・ウンセン)」は、冷たいタイプのサラダ。
「ラープ」とは、タイ東北部イサーン地方の伝統料理の一つで、肉をナンプラーや唐辛子、玉葱、ライム、その他ハーブなどで和えたもの。
こちらは、鶏むね肉をナンプラー、ニンニク、生姜、パクチー、ライム果汁などで和えた「ラープ・ガイ(鶏)」を、春雨と人参、大根をお酢やナンプラーなどでマリネしたものと合わせた成城石井オリジナルのサラダです。
本場のラープはかなり辛味があるようですが、花椒をアクセントに加えるだけにして辛さは控えめにしているとのこと。日常生活で食べられる春雨サラダのようにとても食べやすいのが印象的でした。
食べ進めると、スーパー大麦のプチプチした食感と、春雨や人参のシャキシャキ食感が楽しく、ライムの爽やかな酸味で後味がさっぱり。メインの料理を食べる前にぴったりのサラダです。
温めて食べる海老とあさりのタイ風春雨サラダ(ヤムウンセン)
「成城石井自家製 温めて食べる海老とあさりのタイ風春雨サラダ(ヤムウンセン)」は、商品名の通り温めて食べる春雨サラダです。ヤムウンセンは、「ヤム:和える」「ウンセン:春雨」という意味。
タレは自社輸入のスイートチリソースをベースに、ナンプラーやニンニクを利かせ、シラチャ―ソースをアクセントにプラス。ライム果汁も加え、辛味・酸味・甘味のバランスが良い味わいに仕上げた一品です。
春雨サラダを温めて食べるのがとても新鮮でしたが、温めることで春雨にソースや調味料の味が染み込んでいます。むき海老やあさりと一緒に頬張ると、より一層旨味が感じられます。辛味を足した場合は、ラー油や一味唐辛子を加えるのがおすすめですよ。
殻付き海老と香味野菜のトムヤム焼きそば
「成城石井自家製 殻付き海老と香味野菜のトムヤム焼きそば」は、クイッティアオという米麺と、自社輸入したココナッツクリームを使用した焼きそば。
平たいもちもちした食感の麺には、殻付き海老のほか、ナンプラーとチリインオイルで味付けをした玉葱、セロリ、人参などの香味野菜、自家製フライドオニオン、パクチーなどを賑やかにトッピング。
エスニック料理にもよく合うセロリのさっぱりした味・香りをアクセントに「食べやすさ」、「最後までおいしく食べられること」を意識して開発したのだそう。
容器を温めて蓋を開けるとエスニックな香りが一層引き立ちます。殻付き海老やフライドオニオンの香ばしい旨味と、ソースのピリッとした辛さとともに、セミドライトマトの酸味と卵のまろやかさなど、全体的なバランスがとれた味わいでどんどん食べ進められます。辛味を足す際は、酸味のあるタバスコをかけるのがおすすめです。
タイ風鶏肉の炊き込みご飯 (カオ・モック・ガイ)
「成城石井自家製 タイ風鶏肉の炊き込みご飯(カオ・モック・ガイ)」は、タイ南部、イスラム系のタイ料理。イエローカレーペーストやターメリックを使用して、ジャスミンライスを自社のセントラルキッチンで炊き上げています。
ジャスミンライスの上には、スパイシーな味付けの鶏もも肉、アチャード(野菜の甘酢漬け)、ゆで卵、パクチー、野菜炒め、セミドライトマトをトッピング。仕上げにライムが利いたスイートチリソースがかかっています。
こだわりは、本場の味わいに近づけるよう鶏肉は加熱時間を調整して柔らかく仕上げていること。イエローカレーペーストやナンプラー、オイスターソースで炒めたトッピング野菜は、ライスがどんどん進む味付けになっています。
ライスはピリッとスパイシーな味。アチャードと合わせたりスイートチリソースと絡めたりすると、より一層味の変化が楽しめます。
ココナッツクリーム入りスパイシーミルクティーゼリー
食後のデザートには、ぜひ「成城石井自家製 ココナッツクリーム入りスパイシーミルクティーゼリー(マンゴー添え)」を食べてみてください。
練乳をたっぷり使用したスパイシーなミルクティーと、マンゴー、パッションフルーツの相性の良さが存分に味わえる成城石井のオリジナルゼリーです。
こちらがお皿にのせた状態のゼリーです。土台のミルクティーゼリーには、セイロンティー茶葉を使用し、練乳と自社輸入したココナッツクリームをプラス。シナモン、ターメリック、八角のスパイスが配合されており、ゼリーの上にはパッションフルーツとマンゴーの果肉がトッピングされています。
ミルクティーゼリーは、固めで食感がしっかりとしているのでまるでプリンを味わっているかのよう。控えめでやわらかい甘みとコクの中にほんのりとスパイシーさが感じられ、エスニック感のある味わいがタイらしいです。
食べてタイの気分が感じられるデザートですが、実はタイ風でありながら本場タイにはない、成城石井ならではのデザートです。食べ応えも抜群なのでおやつにもどうぞ!
成城石井の各店舗で「タイフードフェア」が展開
「成城石井」全211店舗では、5月31日(金)まで「タイフードフェア」が開催されています。店舗の総菜、レトルト、ドリンクなど各コーナーには対象商品にフェアのポップが表示されています。
タイではお馴染みのシラチャーソースや、自宅で温めて食べられるレトルトタイプのカレー、人気のスイカジュースなどもそろっています。
タイ産マンゴーの販売をする店舗もあり、期間中の成城石井はタイムード一色に!
成城石井の公式オンラインショップ「成城石井.com」でも、成城石井セントラルキッチン直送便おすすめタイフードのセットなど、新商品や自家製タイフードの詰め合わせを販売しています。気になるタイフードがあったら、チェックしてみてください。
成城石井公式サイト(外部リンク)
公式オンラインショップ「成城石井.com」(外部リンク)
取材協力:成城石井
成城石井の協力により、取材のため商品を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。