保育園のお昼寝が長すぎて夜寝ない!解決の秘策は保育士との「相談!?」
こんにちは!保育士のはるです(@hr_hoiku)
インスタグラムのフォロワーさんから「お昼寝が長すぎて夜寝なくて困っている」という相談をよく受けます。
確かに息子も保育園でお昼寝をしてくる日は寝つきが遅く、20時半に寝室に連れて行っても寝たのは22時近かった……なんていうことは実際にありますし、大変だなと思うこともあります。
ただ、寝付かない理由は「保育園でお昼寝をしているから」と決めつけるのではなく、まずは保育士に相談をしてほしいなと思っています。
保育士は就寝時間がわからない
幼児クラス(年少以降)になると連絡帳がなくなる保育園も多く、子どもの就寝時間を保育士が知らないということも考えられます。
もしアプリなどで連絡帳を送っていたとしても、保育士が必ずチェックしているのは連絡事項や夏場であればプールの許可、投薬といった限られた部分のみで、就寝時間まで全員をチェックしているかと言われるとちょっと……という保育士も少なくないのではないでしょうか。
私は今年度0歳児の担任なので、寝た時間と朝起きた時間を必ずチェックしていますが、幼児クラス担任の時に毎日チェックしていたかというと、正直そこまで見てはいなかったというのが本音です。
もちろん「23時?え、24時!?寝るの遅いね」と感じる子どもはいましたが、姉や兄がいたりするとその影響で遅くなることもありましたし、保護者からの相談を受けないと「夜の寝つきで困っている」ことを知らなかったことが多々ありました。
寝るルーティンで変わることも
保育園お休みの日は早く寝るけど、保育園に行った日は遅くまで寝ない……やっぱり保育園のお昼寝が原因なのでは?と考える理由はよくわかります。
確かに保育園でお昼寝をしているから眠れないということも考えられますが、寝る前のルーティンを作ることで夜の寝つきが変わる事も。
子どもがせがむから絵本を練る前に何冊も読んでしまう……ついつい一緒にアニメを見てしまう……子どもがまだ遊びたいというから就寝時間だけど遊びの時間を伸ばした……なんていう声はよく聞かれますが、子どもにとって生活リズムは大切な要素。
寝る前の絵本を1冊と決めたら1冊でおしまいにする。寝る時間を決めたらおもちゃをお片付けする。
寝る前に何かルーティンを作ることで夜の寝つきが変わった子もいるので、まずは寝る前の行動を変えることから始めてみるのも良いかもしれません。
実はお昼寝していなかった……!
保育園に「お昼寝させないでください!」と保護者に言われて「え、A君お昼寝していないんですよ……」ということが実際にありました。
幼児クラスだとお昼寝時間を連絡帳に記載することがなくなるので(園にもよりますが)お昼寝していたと思ったら実はしていなかったなんていうこともなくはないです。
夕方遊びすぎてテンション上がってしまったり、たまたまその日はうまく入眠できなかったり……子どもが寝ない理由は様々だったりします。
まずは担任に「相談」を
お昼寝から早く起こしたり、お昼寝で寝かすことを遅くしたり。年長クラスと一緒に起きている時間を設けたり、園長先生と一緒にいたり……お昼寝を減らす工夫は保育園でも可能だったりしますが、絶対に寝かさないと約束することは難しかったりします。
ただ、前述のように保育士は保護者の方が就寝時間で悩んでいることを知らなかったり、実はお昼寝していないのに夜の寝つきが悪かったり。そんなことも実際にあるので「お昼寝させないでほしいです」と最初からお願いするのではなく、「最近夜寝るのが遅くて困っているんです」と相談してもらえたらなと思っています。
それによって保育士も就寝時間で困っているんだ、ルーティンを決めてみるのはどうかな、園のお昼寝の時はこんな感じで寝ているんだけど家ではどうかなといった提案もできますし、もちろんお昼寝を短くしてみますか?という提案もできるかもしれません。
いきなり「寝かさないでください!」だと保育士側も「なぜ!?」「人がいなくて無理なのに!どうしよう!」となってしまいますが、相談することによってできる対応も広がります。
まずは担任保育士に気軽に相談してもらえたらうれしいなと思っています。