祖父母が子どもに与える影響とは
そろそろお盆の予定も考えなければならない今日この頃。
みなさんは帰省しますか?地元が一緒の夫婦もたくさんいらっしゃるかもしれませんね^^
我が家は母が、私が住んでいる所まで遊びに来る予定です!(実家から新幹線で4時間くらい離れてるところに住んでます。)
今回はもうすぐ夏休みということで、子どもが祖母・祖父と関わる良いメリットについてご紹介します^^
1.同居率2位の「福井県」
同居率2位の県は「福井県」。そんな福井県は、幸福度ランキングが全国1位。そして学力調査ではトップなんだそう。
福井県といえば恐竜のイメージでしたが、こんなに魅力的な県だとは知りませんでした!
福井県は同居率2位とのことですが、おじいちゃん、おばあちゃんと触れ合うことでたくさんのメリットがあるようです!
- 子どもの遊びのレパートリーが増える
- 祖父母がフォローに回ることで子どもが精神的に安定する
- 世代が違う祖父母と関わることで、先生や目上の人との関係を築きやすい。
確かに親からすると、実家に帰省すると祖父母が子どもの相手をしてくれたりするから、すっごく助かる…!
しかし、育児を任される祖父母側に不満があるようです。
2. 祖父母の不満
大阪大学人間科学研究科の資料によると、こんなものがありました。
- お金を出さない
- 冷蔵庫から物がなくなる
- 実家に帰ると何もしない(自分の娘)
- しつけの基準がわからない
「グサっ」とくる方はいらっしゃいませんか?ちなみに私は結構ぐさっときました笑
母にめっちゃ頼ってました汗 あと冷蔵庫の中のものも密かに食べたりしてました…笑
また、主婦の友社の調査では、【親が大変だったら祖父母が手伝うのは当たり前。】という風潮がある中、「自分のためにも時間を使いたい」と思っている祖父母は9割以上とのこと。
そこで、実家に帰るときに意識したい「NPO法人子育て・ニッポンの祖父母とのお付き合い10ヶ条」をご紹介します!
3. 祖父母とのお付き合い10ヶ条
- 祖父母を頼りすぎない
- 「ありがとう」「ごめんなさい」と言う(親しき仲にも礼儀あり)
- 育児方針やして欲しくないことを共有する
- 祖父母のタイプを見極める(孫とあまり関わりたくないタイプもいる)
- 今と昔の(祖父母時代)の子育ての違いを知る
- 預けた時は、文句を言わない
- お金をもらったら、口と手もついてくる
- 孫の扱いは、決して平等にならない
- 祖父母の生活・年齢・体力を気に掛ける
- 子どもの祖父母を敬う態度を育む
いかがでしたでしょうか?どれも納得するものばかりでした。
育児方針やして欲しくないことを共有するのも、お互いの関係を気持ちよく維持するために必要なことですよね。(自分の親には言いやすい一方、義両親には気を遣いますが…)
4. おじいちゃんおばあちゃんになかなか会えない子
おじいちゃんおばあちゃんに会えない子は可哀想な子でしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
祖父母と子どもの関係についての研究では、「重要なのは、関わりの頻度よりも質である」と説明されています。
ちなみに私の場合は、子どもの頃からずっと祖父母と交流が全然ありませんでしたが、普通に社会人として過ごしているので過度な心配は必要ないかと思います^^
祖父母の家に子供だけを預けることも良い経験になるので、娘が大きくなったらチャレンジしてみたいと思います!
ちなみに、孫の写真を見るだけで祖父母の脳は活性化するそうです。
ボケ防止に孫の写真を送ってあげると良さそうですね^^
【参考資料】
福井県ホームページ
祖父母による子育て参加の可能性の検討
孫育て・ニッポン【祖父母とのおつきあい10カ条】
Quality of contact with grandparents is key to youths' views of ageism
PRtimes 【半数以上がモヤモヤしている! 孫の世話をするのは、当たり前ではない。自分のためにも時間を使いたいと思う「ばぁば」は、96%もいる!主婦の友社「『孫育て』をしている女性の意識調査」結果】