【重要なのは幼児期】子どもが勉強好きになるメカニズムとは!?
みなさん夏休みはいかがお過ごしですか?
せっかくの夏休みだけど、外も暑いし何かワークでもさせてみようかな…
そろそろ夏休みの宿題させないとな…と考えている人もいますよね?
せっかくワークをやるなら、頭を使うことを好きにさせたい!と思いませんか?
そしてこのまま2学期もやる気マンマンになってくれたら嬉しいですよね^^
今回は、子どもが勉強好きになってくれるメカニズムについて紹介します!
1 頭を使うことって楽しい!と思うメカニズム
公立諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀先生によると、「やる気」に関係するのは脳の線条体というところで行動に快感を結びつけると、やる気につながるとのこと。
つまり、ワークで頭を使って解けたら気持ち良かった→花丸をつけられる→脳の線条体が活性化してやる気が起きる→ドーパミン神経が活性化して【頭を使うこと自体】が好きになる、といったサイクルが出来上がります。
だからワークは親子で一緒にやって、小さな努力を褒めていくのがコツとのことです^^
また、幼児期において重要なのは「できること」ではなく「好きになること」。
5歳前に発達のピークがあるのは、「記憶」や「価値観」に関わる脳部位。
だから、「ワークをやって楽しかった!」という記憶は「頭を使うことは楽しいこと」という価値観になっていきますし、頭を使うこと以外にも体を動かすことや人と関わることにおいても「できること」ではなく「好きになること」を意識していくと良いとのことです!
娘と一緒にワークをやっていると、
(違う、そうじゃない…!)
とつい口うるさく言ってしまいそうになりますが、このことを知ってからは口うるさく言って嫌になってしまう方が後々リスクになるので
(まあ、いっか!笑)
くらいに力を抜いて付き合うようになりました^^
2 紙とデジタルどちらが良い?
教材は紙のタイプとタブレットなどのデジタルタイプがありますが、どちらが良いか知っていますか?
これはどちらも長所があります。
脳がより活性化するのは紙タイプ。手を動かすことで脳は活性化するので、ぬり絵よりも折り紙の方が脳が活性化することもわかっています!
子どもが飽きずに集中できるのはデジタルタイプ。画面に動きがあるので楽しみながら学習を続けることができます。
だから理想は親子で一緒に紙教材ができることかな、と思います^^
忙しい親の場合はデジタルで楽しみながらやってくれるものが良いですね。
3 ワーキングメモリを伸ばすのに遺伝は関係ない
みなさんは「ワーキングメモリ」という言葉を聞いたことがありますか?
ワーキングメモリとは、日常や学習を支える重要な能力です。必要な情報を一時的に記憶し、その記憶から課題を解決する、という能力になります。
そんなワーキングメモリを鍛えると、
- 理解が早い
- 状況に応じて解決策を考えることができる
などの他に知能指数も上がることがわかっています。
そして実はワーキングメモリを鍛えると遺伝要因も凌ぐことがわかっています。
ワーキングメモリは、本屋でもよく売っている「間違い探しや迷路、言葉の学習」などでも鍛えられます!
ぜひ本屋さんに寄ったらお子さんと一緒に探してみてください^^
ちなみに、うちではワーキングメモリを鍛えることに特化したワークをやっています^^
また今度インスタの方で紹介するので、良かったらみてください!
あともう少しで夏休みが終わりますね!
子育てをしていると休みの方が大変だったりしますが、あともう一踏ん張りなので一緒に頑張りましょう!!!