子どもの脳と運動の関係
やっと8月が終わり、9月が始まりますね^^娘の幼稚園も先日から始まりました!(夏休み長かった…!)
今回は、運動は脳の発達にどのように影響するのか、という研究についてご紹介します!
1 運動と成績に関する研究
スウェーデン・スコーネ地方の研究ですが、運動と成績の関係を調べるために2つの小学校である研究が行われました。
1つは体育の授業が週2回あった学校。
もう1つは、体育の授業が毎日組み込まれた学校。
みなさんは、どちらの方が成績が上がったと思いますか?
この2つの学校の生徒の成績を分析したところ、毎日体育の授業をしていた学校の生徒の方が成績が上がるという結果が出ました。
しかもほぼ全ての生徒に効果があったとのこと!
2 なぜ運動で成績が良くなる?
ハーバード大学医学部のジョン・レイティ博士によると、運動をすると脳からある物質が分泌されるとのこと。
脳は網目状のネットワークを広げてどんどん複雑化して進化していきます。その進化を促進する物質が「BDNF(脳由来神経栄養因子)」というもので、運動するとこのBDNFが分泌されます。
BDNFは脳の海馬(記憶などに関わる脳部位)に多く存在します。なので運動をしてBDNFを分泌させることで学業成績だったり仕事の効率アップが期待できます!
さらに、運動にはうつ病やメンタルヘルスを改善する効果もあるので、親子で運動するのが良さそうです^^
3 運動はこれだけで良い
「運動苦手だな…」という人いませんか?(はい、私です笑)
お子さんも「走りたくなーい!」という子もいるかもしれませんね^^
しかし水泳やテニスのようにがっつり運動する必要はありません^^
たった4分の運動をするだけでも集中力が向上したということが研究で立証されています!
大切なのは、どんな運動をするかではなく【心拍数を上げること】。
なので、縄跳びでも効果があります^^
実は夏休み中、外は暑くて思いっきり公園で遊ばせることができず罪悪感を感じていたんですよね…
もうすぐ秋になって過ごしやすくなるので、幼稚園に向かう道中はかけっこして楽しみながら心拍数を上げていきたいと思います^^
みなさんもぜひ、心拍数を意識してみてください!