【土浦市】キララちゃんバス運行20周年を記念して7月15・16日の2日間、全路線が無料乗り放題！

土浦在住ライター（土浦市）

7/14(日) 8:31

土浦市のコミュニティバス「キララちゃんバス」をご存じですか？キララちゃんの描かれた車体が印象的な「キララちゃんバス」は2024年でなんと20周年！それを記念して7月15日（祝・月）と16（火）の2日間、どれだけ乗っても無料の乗り放題イベントが開催されます。

「え、こんなところも？」独自ルートを運行する「キララちゃんバス」

車体にキララちゃんが描かれたバスやバス停を見たことがあるけれど、そもそも「キララちゃんバスってどんなバス？」と不思議に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか？「キララちゃんバス」は、2005年（平成17年）より運行されているバス。土浦の街中を盛り上げようという目的のもとに生まれました。

「キララちゃんバスは、土浦市街地の魅力を知ってもらうことを目的に発足したバスで、移動手段を目的とした交通機関とは少し意味合いが変わってくるんですよ」と話すのは小林まゆみさん。キララちゃんバス運行の窓口である「NPO法人　まちづくり活性化土浦」の事務局長です。

「土浦の街中には、城下町として発展した歴史や文化もあれば、霞ヶ浦などの自然もあってとても面白いんですよ。普段車やバスに乗って移動するだけでは気づかない魅力にふれてもらえたらうれしいですね」（小林さん）

小林さんにお話を伺った後、実際に利用してみようと「キララちゃんバス」に初乗車。A～Cの3コースがある「キララちゃんバス」は、いわゆる主要ルートだけでなく、住宅街や車の往来が少ない通りも運行しており、「え、こんなところに？」と驚くような場所にもバス停が多く設置されています。

「キララちゃんバスは、土浦市街地の魅力にふれてもらうという目的のほかに、バスや電車など交通機関がない、もしくは少ない「バス利用不便地域」にバス停を設置して市民の足として利用してもらうという目的もあります」（小林さん）

キララちゃんバスの停留所マップを今一度見てみると、確かにかゆいところに手が届くルートであることにも気づかされます。路線やバス停は、この20年の間に街の変化に伴って変更を繰り返してきました。これまでも、これからも。「キララちゃんバス」は、土浦市街地の盛り上げるため、そして市民の気持ちに寄り添いながら街中を走り続けていきます。