"塩分の摂り過ぎ"から起こる体の不調!-塩分の必要性と注意点とは?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「塩分を摂り過ぎるとどうなるのか?」解説していきます。
今回の目次
- 塩分の必要性
- 塩分を摂り過ぎると?
- 塩分を摂り過ぎたときの対処法!
- 最後に
【1】塩分の必要性
一般的な食塩には「Na(ナトリウム)」が多く含まれています。
ナトリウムは、体内の水分バランスを正常に保つために重要です。
例えば、汗をかいて「水」と「Na」を失った場合。
→水だけを摂取すると、Naが濃度が低くなり(薄くなる)、「低ナトリウム血症」を引き起こすことがあります。
だからこそ、熱中症対策としても「水」と合わせて「塩分(Na)」を摂ることが薦められています。
【2】塩分を摂り過ぎるとどうなる?
塩分を摂り過ぎると、血液中のNa濃度が高くなります。
Na濃度が高くなると、血管内の水分量も増え「高血圧」となります。
高血圧は、特別な自覚症状がありませんが、血管に負担がかかります。
そのため、放置すると血管がボロボロ(動脈硬化)になって、様々な臓器に悪影響を与えます。
例えば、心臓・脳・腎臓・足などに血液を届けることができなくなり、機能が低下してしまいます。
このように高血圧は特別な自覚症状がなく、じわじわと悪影響を及ぼすため「サイレントキラー」と呼ばれています。
また、塩分を摂り過ぎると、体内に水分を溜め込もうとするため「浮腫(むくみ)」が起こりやすくなります。
【3】塩分を摂り過ぎたときの対処法!
例えば、塩分の多いものを食べ過ぎたら、下のような「カリウム」を多く含むものを食べることがおすすめです。
カリウムは、ナトリウムの排泄を促進する作用があるのでおすすめ!
- バナナ
- アドカド
- ほうれん草
- さつまいも
- メロン
- 海藻類
- キウイフルーツ
- カボチャなど
カリウムは、健康な方であれば、ある程度多く摂ったとしても、尿として排泄されるので摂り過ぎの心配はありません。しかし、腎臓が悪い方の場合、カリウムの摂り過ぎは良くないので注意しましょう。
【4】最後に
塩分の多く含まれる「Na」は、体にとって大切な栄養素の1つです。
しかし、塩分に限らず、どんなものでも「摂り過ぎは良くありません」ので注意しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!