人生に悩んでいる人へ。デール・カーネギーの名言「幸せとは、得たものを…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はデール・カーネギーの名言をご紹介します。デール・カーネギー(1888~1955年)は『人を動かす』などの作品で知られるアメリカの作家です。
今回は、人生に悩んでいる人に届けたいデール・カーネギーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。デール・カーネギーの名言「幸せとは、得たものを…」英語&和訳
「成功とは求めたものを得ること。幸せとは得たものを求めること」
Dale Carnegie(デール・カーネギー)
何かに挑戦するとき「失敗したらどうしよう」と不安になることがありますよね。そういうときに私は最悪のシナリオを考えるのですね。
例えば、好きな人がいて、その人に告白しようと決心したとしますね。振られたらどうしようと不安になりますよね。その時に最悪のシナリオを考えるのですね。その場合の最悪のシナリオは、振られることですよね。振られて、もしかするとその人とのそれまでの関係が壊れてしまうかもしれない。それが最悪のシナリオだと思うのですね。
そう考えると、振られても失うものがそんなにないことが分かるのですよね。命が奪われるわけではありませんよね。家族や友人を失うわけでもない。開き直ることができるのですよね。気持ちが楽になるというか。
振られたとしても自分には家族がいる、友人がいる、食事もできる。それだけでも十分幸せじゃないかと。
私は「人生では良いことと悪いことが同じ分だけ起こる」と信じているのですね。良いことがあれば、その後悪いことがある。悪いことがあれば、その後良いことがある。何かを得れば何かを失う。何かを失えば何かを得る。
これは美輪明宏さんがよくテレビでおっしゃっていますよね。美輪さんはこれを「正負の法則」と呼んでいますね。
何かを手に入れたときというのは必ずその代わりに何かを失っていると思うのですね。例えば、宝くじで1億円当たったと。たぶんその代わりに失うものもあると思うのですね。平穏な暮らしだったり、良好な人間関係だったり、そういうものは大金を手にすると維持するのが難しくなるかもしれませんよね。
何かを得るということは何かを失うことなのだと。そして、もしかするとその失ったものは得たものよりも価値があるものだったかもしれない。そう考えると、欲しかったものが手に入らなかったとしても、それは必ずしも悪いことではないのかもしれないなと。
人生に悩んでいる人へ。「幸せ」に関する名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はデール・カーネギーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『デール・カーネギーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、デール・カーネギーの名言を7句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「幸せ」に関する名言集【英語原文と和訳】(世界の偉人たちの言葉)』(外部リンク)という記事では、「幸せ」に関する世界の偉人たちの名言を39句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「比較は喜びを奪う」
セオドア・ルーズベルト(第26代アメリカ合衆国大統領)
「幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態のことである」
マハトマ・ガンジー(インド独立の父として知られる政治指導者)
「幸せな人生を送りたいなら、それをなんらかの目標と結びつけなさい。人や物とではなく」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
お読みいただき、ありがとうございました!