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LGの左腕助っ投、2戦連続無失点の好投で1-0の投手戦を制す<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2戦連続無失点で2勝目を挙げたアンドリュー・スアレス(写真:LGツインズ)

11日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

チャムシル球場のLGツインズ-SSGランダーズは投手戦に。LGの先発、左腕のアンドリュー・スアレス投手は3回までパーフェクトピッチングを見せ、8回まで被安打3、与えた四球は1つ。9つの三振を奪って、SSG打線を無失点に抑えました。

一方、SSGの先発、アンダースローのパク・チョンフン投手も好投。6回を投げて許したヒットは1本。8つの三振を奪ってこちらも0点でマウンドを降りました。

試合は0-0の7回裏、LGが1死三塁で7番ユ・ガンナム選手にセンター前タイムリーが飛び出し、均衡を破りました。両チームの得点はこの1点のみで、LGが1-0で勝利。スアレス投手は2勝目を挙げています。

◆「2戦続けて完璧なピッチング」

スアレス投手は6日のKTウィズ戦で6回無失点、9三振を奪って初勝利を挙げたのに続き、2戦続けて完璧なピッチング。

この日は最速153キロの直球と打者の膝下に決まるスライダーとチェンジアップを武器に、7回には左、右、左と並ぶクリーンアップトリオを、いずれも空振り三振に打ち取りました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

LGツインズとの二軍戦に3番センターで先発出場し、3打数1安打1打点。1四球を選んでいます。

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以下が全5試合の結果です。12日は試合がありません。

◇4月11日(日)の結果

・LG 1 - 0 SSG(チャムシル)

 勝:スアレス

 敗:チョ ヨンウ

・ハンファ 3 - 2 トゥサン(テジョン)

 勝:カン ジェミン

 敗:ホン ゴンヒ

・サムスン 4 - 2 KT(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:デスパイネ

・KIA 3 - 7 NC(クァンジュ)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:メンデン

・ロッテ 2 - 3 キウム(プサン)

 勝:キム テフン

 敗:パク チンヒョン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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