30分でお昼寝起きちゃう。短いお昼寝を伸ばす5つの対策
寝かしつけに1時間、でも寝たのはたったの30分‥‥。そんな心がくじけそうになることも多い赤ちゃんの短いお昼寝問題。今回は、2500人の夜泣き・寝かしつけ改善をしてきた乳幼児睡眠コンサルタントの三橋かなが、30分でお昼寝から起きちゃった!後の対応方法や次の寝かしつけまでのポイントをお話しします。
このポイントをおさえておくと、お昼寝も長く伸びる可能性がありますよ。
実は30分で「起きやすい」理由があったんです。
人間は「浅い眠り・深い眠り」を繰り返していて、上の図の①で寝付いてから③④の深い眠りを通り越したところで、また浅い眠りに戻るので30分で起きやすくなります。30分よりも長く寝てほしいときの対策を5つご紹介してきます。
お昼寝30分の壁を超える対策①遮光
明るいと寝にくいので、視界をシャットダウンしてあげてください。暗いのが怖くて泣いているようにも思えるのですが、暗いのが怖いという感情がでてくるのは、0歳のうちはほとんどないと言われています。
point
昼夜の区別がつく生後3ヵ月頃からはお昼寝は真っ暗でOK
お昼寝30分の壁を超える対策②寝かしつけタイミングが遅すぎる⁉
30分で起きちゃった時にギャン泣きで起きているなら…その寝かしつけのタイミングは遅すぎるかもしれません。なので、今の寝かしつけを始めるタイミングを15分程度前倒しして、寝かしつけをしてみてくださいね。
point
特に疲れすぎて寝かせると(寝かしつけのタイミングが遅すぎる)速攻寝落ちをしてくれることはあるんですが、睡眠の質の低下から短時間で起きる原因になっているかもしれません。
お昼寝30分の壁を超える対策③寝かしつけタイミングが早すぎる⁉
30分で機嫌よく起きちゃった時に考えたいのが、寝かしつけのタイミングが早すぎたかも。ということです。あまり疲れていなくても、お布団に置かれる=寝ることが定着していて「入眠」できる子もいます。
point
30分で機嫌よく起きちゃっている時は、活動時間を今の寝かしつけタイミングよりも15~30分後ろ倒しにしてみるチャレンジも。
お昼寝30分の壁を超える対策④寝付いた状況と一緒じゃなくて混乱
抱っこや授乳で寝ていて、赤ちゃんがしっかり寝たと思ってお布団に下している場合も、短いお昼寝から起きてグズリ泣くことがあります。赤ちゃんからすると、ママの抱っこで寝たのに気が付けば布団の上⁉ママはどこ!?私はどこで寝ているの!?と混乱してしまいますね。
point
目が開いている状態からお布団に置いて寝られるようにしてみましょう。
お昼寝30分の壁を超える対策⑤ねんねルーティーンの導入
寝かしつけ~寝るまでの流れを、パターン化してみましょう。ねんねルーティーンとは、「寝る前に毎日同じことを同じ順番で繰り返す」ことです。毎日の習慣にすることで、次はお布団で眠るんだな、と察しやすく安心して眠ることができるようになりますよ。
point
ねんねルーティーンの導入は、寝る事への納得にもつながっていきます。
なかなかお昼寝してくれません。お昼寝してもすぐに起きます。というご相談はかなり多いんです。でも、相談していいんですよ。こんなことで頼っていいのかな…ではなく、夜泣きで辛い、親が寝不足でイライラしてしまう毎日なら、夜泣きの専門家がママたちの心に寄り添って、夜泣き改善のお手伝いをしますね。
すでに一人で十分頑張っているママたち、今必要なのは誰かに「助けて」という。「頼る」ことかもしれません。