「コロナ感染状況」を韓国と比較すると、日本は感染者も死亡者も多すぎる!
日本も韓国も新型コロナウイルス感染の第3波到来で感染者、死亡者が急増している。
5日現在、日本の感染者数は16万1513人で、死亡者は累計で2333人に達した。一方の韓国は、感染者は3万7546人で、死亡者は545人。
感染者も死亡者も日本は韓国よりも約4.2倍多い。総人口では日本(約1億2590万人)は韓国(約5180万人)よりも約2.4倍多いことを加味しても日本の感染者、死亡者は明らかに韓国に比べて多すぎる。
年代別死亡者をみると、日本は10代ゼロ、20代1人、30代5人、40代18人、50代62人、60代180人、70代516人、80代792人、90代以上375人となっている(非公開などその他384人)。一方の韓国はどうか?
1歳から29歳までの感染者は1万322人いるが、死亡者は一人も出ていない。30代(感染者4752人)で2人、40代(5199人)で5人、50代(6718人)で24人と徐々に増えているが、60代(5598人)はそれでも二桁の64人である。
また、70代(1792人)は173人と三桁だが、それでも日本の約3分の1である。80代以上(1534人)は272人と、70代よりも100人程度多いが、日本は80代と90代は合わせて1167人に上るので、韓国の80代以上の死亡者の数は日本の約4分の1程度である。
首都はどうか?
(参考資料:コロナ感染者」は韓国が全体で2万5千人なのに東京だけで3万人を突破! ソウルの5倍で大丈夫か?)
東京の感染者は4万3377人で、死亡者は509人。ソウルは感染者が1万205人で、死亡者は101人。
感染者の数では東京はソウルの4.2倍ほどだが、死亡者は5倍も多い。東京(約1400万人)の人口はソウル(約1000万人)よりも約400万人多いことを勘案しても東京はソウルに比べて感染者も死亡者もこれまた多すぎる。
先月(11月)の日本全国の感染死亡者をみると、韓国が61人に対して日本は382人と、6.2倍も多い。今月も韓国は1日から5日まで19人に留まっているが、日本は175人と、韓国の約9倍も多い。ますます差が開いている。
感染者の急増も気がかりだが、何よりも死者を出さない、減らすことが防疫、医療体制の最優先事項である。