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【小学生】誘いを断れない子に効果的だった!自分の意志を伝える子に育てるために教師が実践した3つの方法

ナナホシ教育/子育て/学校

お子さんが友達の誘いを断れずに困っていませんか?「NO」と言えない子どもを見て、つい厳しい言葉を投げかけてしまうこともあるでしょう。今回は断れない子供の共通点と対処方法を解説します。

断れない子の傾向

断れない子どもには、人間関係を大切にしすぎる、自己主張が苦手、相手の反応を過度に気にするなどの傾向があります。また、自己肯定感が低く、断ることで友達を失うのではないかと不安を抱えているケースも多いです。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1. 「NO」と言う練習をする

家庭内で安全に「NO」と言える環境を作り、実践的に練習します。これにより、断ることへの抵抗感が減り、自信を持って自分の意思を伝えられるようになります。

効果的な声かけ例

「今から練習してみよう。私が何か頼むから、断る練習をしてみて」

NGな声かけ例

「いつも断れないなんて、意志が弱いわね」

2. 自己肯定感を高める声かけを増やす

日常生活の中で、子どもの良いところを具体的に褒めます。自己肯定感が高まることで、自分の意見を大切にする気持ちが育ち、断る勇気につながります。

効果的な声かけ例

「あなたの意見をはっきり言えたね。そういうところ、すごいよ」

NGな声かけ例

「もっとしっかりしなさい。いつも人に流されてばかり」

3. 断り方のバリエーションを一緒に考える

様々な断り方を子どもと一緒に考え、ロールプレイングで練習します。状況に応じた適切な断り方を身につけることで、コミュニケーション能力が向上します。

効果的な声かけ例

「友達を傷つけずに断るには、どんな言い方があるかな?一緒に考えてみよう」

NGな声かけ例

「断れないなら、友達付き合いなんてやめなさい」

まとめ

「NO」と言う練習をし、自己肯定感を高める声かけを増やし、断り方のバリエーションを一緒に考えることで、子どもは徐々に自分の意志を伝えられるようになっていきます。すぐに劇的な変化は期待できませんが、焦らず粘り強く実践することで、必ず成長が見られます。子どもの可能性を信じ、寄り添いながらサポートしていきましょう。

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