【札幌市中央区】アウトドア・アクティビティをはじめてみた!ー円山ハイキングー
コロナのおかげで鬱々と過ごした後です。この夏は人混みを避けて自然と触れ合いたい!と思う人も多いのではないでしょうか?
北海道は、ニセコの冬スキーや各種の登山、ハイキング、サイクリングなどアウトドア・アクティビティの宝庫。世界的なイベント「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット2023」の開催も決定していますよ。 私も専門の全国通訳案内士(英語ガイド)&駆け出しのアウトドアガイドとして、このイベントに参加します。
というわけで今日は自分のトレーニングとして円山のハイキングに来てみました。
ハイキングの定義は様々ですが、わかりやすくいうと、里山や登山と言われるほど高低差のない丘陵のウォーキング、と言ったところでしょうか。目安として、標高差が500メートル以内であれば、おおよそハイキング、それ以上は登山、という指標もありますので、標高255メートルの円山に登るのは「登山」ではなく「ハイキング」と言っても良いでしょう。
しかし円山は、山頂の景色の素晴らしさや、結構急な傾斜があったりなど、「登山」の達成感も味わえる格好のアウトドア入門の活動場所と言えます。
まずは山麓の円山公園にあります「円山公園パークセンター」などで情報を確認し、準備体操をきちんとしてから、円山に向かいましょう!
さあ、橋を渡って「円山八十八ヶ所大師堂」「円山稲荷神社」のあるところからハイキング開始!です。いきなり怖い掲示板の貼り紙発見。
最初の札幌軟石の石段がすり減っていて、雨の日などはかなり滑りますから注意が必要です。
円山の特徴は、巨木が多く、その根が歩行を助けるステップにも、時には障害物にもなることでしょうか。足場はゆっくりゆっくり、急がないで。
やはりハイキングとはいえ山を登るのですから、一人ではなく仲間といた方が安全ですよね。水と携行できる食糧、私はいつもナッツバーの類です、は忘れないようにしましょう。これからアウトドアしてみたいなと思うのであれば、できたら最初の数回は資格のあるガイドや経験豊な方に同行してもらった方が良いのではないか、と思います。
私も安全かつ正確な行動ができるようになるために、今年になって3回、専門家と共に円山ハイキングをしました。
私は今回、靴としてはハイキングシューズのミドルカット(各タイプは、こちらを参照ください。)を選択しました。くるぶしが隠れることによって足首が固定され、捻挫の危険性が減ります。また疲れにくくなります。
ルート脇には、20世紀の初めに寄進された観音像があります。これらは元来88あったわけですが、現在ではもっと増えていますので、ご注意を。慌てず、黙々とペースを乱さないで行きましょう。
頂上です!
パークセンターから1時間弱くらいでしょうか。225メートルでも札幌市街に突き出しているような山ですので、結構迫力がありますよ。
自宅が見えますか?私の自宅は。。。。ギリギリ見えます。
頂上の足場が悪いので、注意して下さいね。
さて下りは「円山公園裏ルート」を行きました。
途中の写真を忘れたのですが、エゾリス、ゴジュウカラ、そして結構人懐っこい青大将!がいましたよ。山親父には幸運にも出会いませんでした。
円山川に癒やされます。
途中で木道に入り、その下を行き来するエゾリスもかなりいるようです。
せっかくなので、パークセンターに戻った後、公園を少し散歩しました。
公園内には円山川にリンクした「上の池」「下の池」の二つの池があります。水鳥たちは驚くほど人間を警戒していません。のんびりまったりです。
来月7月は紫陽花の季節。各色の花が池近くの「包丁塚」の周囲に鮮やかに咲き誇ります。
ハイキングだけではなく自然観察やウォーキングも楽しめるのが円山の良いところ。今年の夏はアウトドア・アクティビティを、楽しんでみましょう!
■円山公園■
住所:札幌市中央区宮ヶ丘他
連絡先:円山公園管理事務所
電話:011-621-0453
FAX :011-621-0515
・円山公園の公式サイトは、こちら