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スタバとコラボのSSG、先発キム・グァンヒョンが深みのある投球で8勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6回無失点で8勝目を挙げたキム・グァンヒョン(写真:SSGランダーズ)

25日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

首位のSSGランダーズと9位NCダイノスの対戦は8-1でSSGが勝利。SSGは3連勝で貯金を21とした。

SSGの先発キム・グァンヒョンは本調子とは言えない投球ながら、スライダー、カーブ、チェンジアップの変化球を主体とした投球で凌いでいった。

3回表には1死満塁で4番ヤン・ウィジを、ショートゴロ併殺打に打ち取りピンチを脱出。その後もランナーを出しても得点を与えず、6回106球を投げて7安打無失点。奪った三振は3つでNC打線を打たせて取る、深みのある投球で抑えていった。キム・グァンヒョンは8勝目(1敗)で防御率はリーグトップの1.43を記録している。

SSGはこの日、親会社のグループ企業、大手コーヒーチェーンの「スターバックス」とのコラボ企画を実施。「スターバックス・デー」と銘打ち、SSGの選手はスターバックスのシンボルカラーの緑色、ロゴが施されたユニフォームと帽子(通常は赤文字)を身に着けてプレーした。

昨年に続き2度目のスターバックス・デーを実施(写真:SSGランダーズ)
昨年に続き2度目のスターバックス・デーを実施(写真:SSGランダーズ)

(関連記事:史上初!?スターバックスと球団がコラボ ユニフォームと帽子にロゴも

◇6月25日(土)の結果

・トゥサン 6 - 8 KIA(チャムシル)

 勝:イ ジュンヨン

 敗:パク チグク

・SSG 8 - 1 NC(インチョン)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:ソン ミョンギ

・KT 2 - 7 LG(スウォン)

 勝:プルトコ

 敗:デスパイネ

・ハンファ 2 - 5 サムスン(テジョン)

 勝:スアレス

 敗:キム ミンウ

・ロッテ 5 - 13 キウム(プサン)

 勝:チョン チャンホン

 敗:キム ジンウク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「復帰のミランダ、1回途中7四死球で降板」

昨季のMVPで今季は左肩痛により4月から戦列を離れていた、トゥサンベアーズのアリエル・ミランダ(元ソフトバンク)が復帰。約2か月ぶりに登板した。KIAタイガース戦に先発したミランダは初回、打者9人に対し2度の3連続を含む7つの四死球。2三振、4失点でマウンドを降りた。1イニング7四死球はリーグ新記録となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

KIA戦に1番センターで先発出場。1打席目セカンドゴロ、2打席目空振り三振、3打席目見逃し三振で二塁走者がスタートを切って三振ゲッツーに。4打席目センターフライ、8回裏2死ランナーなしでレフト前ヒットを放った。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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